今回のアルバムの経費~堅実な自主制作~

やー、とうとう3rdフルアルバムが完成しましてね、後はM3での発売を待つばかりなのですが、あ、中身はこちらで聞けますので。

今回はね、新しいアルバムに掛かった経費を計算してみようかな、と。メモ要素も兼ねて。ちなみに以前書いた内容はこちら2ndフルアルバムに掛かった経費
「え、電気代が何でその計算になるの?」とか「インク代、それで合ってるの?」という方々、URLから飛ぶと詳細が明記してあります。計算?安心してください。超適当です。
それじゃ書いてみようかね。以下、CD1枚あたりの経費になりんす。

・プレス代¥23,000→100枚プレスしたので、1枚あたり¥230

・電気代¥5

・用紙
 ジャケット¥20
 バック¥3.9

・インク100×1.5(内訳:ジャケット1枚+バック0.5枚で1.5)=¥150

・ジュエルケース¥43.3

・OPP包装¥4.7

=小計¥457

まずはREC費用などを抜いた額です。この値なら、他の同人サークルが数曲入りのCDを500円で売っているのは頷けますな。
さて、ではFABの3rdアルバムの場合、ここからREC費用など諸経費が加算されます。が!
今回は少し掘り下げて、前回記事よりも細かく計算したいと思います。細かいです。「え、飲み水?それくらい自腹でいいだろ!」と怒られそうですが、飲み水代も立派な出費です。毎回買ってるんです!南アルプスの天然水!

・スタジオ代1,296
・交通費578
・飲み水108
=¥1,980
1,980×8曲(収録は11曲だが、スタジオを使用しなかったインスト曲が3つあるので11-3=8)
→15,840 ÷ 100枚 = 158.4

作曲時の電気代など
¥3.9

=小計¥162.3

で、先ほどの資材費などを足すと……

■総計457+162.3= ¥619

てな訳ですね。初回販売となる2017秋のM3では、少し割引して特価1000円で販売します。それ以降は1200円予定、です。
まぁ利益は二の次でやってる訳ですけれども、一枚売って数百円の小銭がサークルへ入ってきたら嬉しいものですよ。
歌詞カードが無くて、ジャケットや音源等への外注、ギャラ代も掛かっていない今回。どうでしょう、結構安く仕上がってるでしょ!

大阪の即売会に参加してみて②

~続き~
※その①はこちらhttp://www.freeasbirds.biz/?p=1080

コミケは参加者が一日10万人、20万人って所。M3はその何分の一だろうか。
こみトレはと言うと、たぶんM3よりは多い。過疎気味のコミケ、ぐらいだろうか
敷地自体はコミケの半分くらい(ホールで2棟)だけど、建物内部がかなり広いので、十分に賑わってると感じました。
名古屋とか神戸とか、大阪の周囲から人が集まってきてるのは、ナンバープレート確認したので間違いないです。西日本随一は伊達ではありません。
来る人の客層はと言えば、コミケと一緒でした。そういうのが好きな人は日本全国に生息してるんだなぁ。
コミケは圧巻だけど、オリンピックに向けて展示スペースが削られて縮小してる。だからもしもコミケ行ったことなくて大阪近辺に住んでる人は、
まずはこみっく★トレジャーに参加してみる
事からオススメしたいですね。

それから他のイベントと異なる部分。上でも少し書きましたが、やってる内容が斬新なんですよね。
シールラリー、生放送(希望サークルを紹介してくれる)、掲示板、自衛隊の来訪、それからどう考えても同人じゃあない
オバチャンが売ってるドライフルーツ販売サークル」、それからジャンボフランク、ポテトなどのホットスナックの充実した販売
メイド達によるドリンクの無料配布。アイスクリームもある。他色々……。
大阪というローカル独特で発展してきた様子が伺える。もしも俺が一人参加でなければ、あちこち寄っていたんですけどねwww

今回そちらに参加して、同人メタルは他のジャンル勢力と比べやはり勢いの劣る所を感じました。そもそも同時音楽を扱っている周囲のサークルスペースを見ても、どうも客足というか、足を運んで来た人が少ない……。
SNSなんかでも言われておりますが、昔から活動していたような「中堅の同人メタル」は殆ど淘汰されて、今やIRON ATTACK!やUnlucky Morpheus、六弦アリスなどの大御所同人メタル。
それからアニソン系嬢メタルなど。それらが生き残り、新たに(詳しくないですが)Imperial Circus Dead Decadence、Thousand leaves、
などが注目され始めているように感じます。が、衰退しているのは多分本当でしょう。
その上、デスボイスで、「ディープなメタルファンが喜ぶ」ようなギターサウンドやリフ……コアな人に受けるようなモノが増えて
我々のようなメロディックパワーメタルは比較的人気が無いのも事実かな、と。音作りは確かにドンシャリでは無いですし、リフもギターキッズが
喜びそうなものではありません。歌モノであり、男ボーカル。そして分かりやすい展開やキャッチーなサウンド……。北欧受けしないのも
知っています。今の北欧のメタラーはもっとジャンルの奥に切り込んだ楽曲が好きな人が多いんだと思います。これは決して
推測で語っている訳ではなく、Youtubeの分析サービスや、北欧の若手バンドの楽曲を聞いてみての意見です。個人の感想ですけどね。

ちなみに新しくFABが発売する3rdフルアルバム「Demonic Force」はコンセプトアルバムで、タイトル曲「Demonic Forceⅱ」をコンセプトに主軸としながら、
その中で、裏のタイトル曲「Unchained Chronicle」という組曲を合体させた、云わばハイブリッドな?アルバム
となっております。
上で述べたように、確かにコアなメタラーが喜ぶ曲では無いかもしれないですが。個人的なポイントとしては
・ボーカルはhihiA~声域を突破(2トラック目のコーラス部分では自分でも驚きのhihiC#)
・高音だけではなく男らしさ、アダルティというか落ち着いた低音で魅せる部分もある
・微弱なプログレっぽさを醸しながら、楽曲のキャッチーさは残す

……でしょうか。言うならば良い意味でも、悪い意味でも安定したアルバムです。
「悪い意味で」というのは、自分の中では良いアルバムだと思ってますが、少し他人の目線からアルバムを、曲を聞いてみると
弱い部分」も内包してるのが色々見えまして。ただ、リリース当時では間違いなく最高の出来、そう思ったから制作したのは
間違いないです。なので安定して、落ち着いて聞いて貰えたら、と思います。(やはり3rdミニは楽曲的に粒が揃ってたんだなぁ)
その「弱い部分」が見えた今、練習に時間を取られる中で少しずつ制作中の4thミニアルバム……になるのか?これは
必見というか必聴、必殺のアルバムになりそうです。――音作りが弱い部分。ミックスが弱い部分。展開が弱い部分。歌が弱い部分。
表現が弱い部分。打ち込みで弱い部分。そう言ったあらゆる点
を、現状に満足せずに厳しく見つけて、強くしていく予定です。

色々絡めてお送りしたので長くなりましたが、こみっく★トレジャー参加レポートは終わりです。
買っていただいた方、運営の方、それから「旅行会社からのクーポン券もパンフレットも封筒も全部捨てたのに泊めさせていただいた」ホテルの方々、道を聞いて懇切丁寧に教えてくれた方、大阪の方々、ありがとうございました!

こみトレ、良い即売会でした!

大阪の即売会に参加してみて①

お久しぶりです.初めに断っておきます。文章エライ長いです!
なので2ページに分けました。こみっく★トレジャー30という同人即売会に参加したレポートについて書いておりますので、同人に興味のない方や
イベントの様子、市場(メタル含む)、活気に興味のない方はUターンでお願いします。

今までは即売会と言うとM3やコミケぐらいにしか参加していなかったのですが,去る9月3日,
インテックス大阪で行われた「こみっく☆トレジャー30」に参加してきました.
住んでいる東京都町田市から新幹線(各駅)で約3時間半,前日の夕方に現地入りしてホテルに一泊して参りました。

都内で行われることが多い即売会ですが,地方でも行われております.コミケと比べればその規模は小さいですが,
小さな即売会が年に何回も開催されているんです.こみっく☆トレジャー、略して「こみトレ」は年に2度行われており、
西日本では「最も大きな規模」の即売会らしいです。運営は有限会社ケイ・コーポレーション。そして青ブーブー通信社。

今回,何故大阪まで出向いたのかと言うと
①関東圏外で行われている「同人メタル」市場の様子
②関東圏外に遠征した時にかかる大体の経費,時間
これらを把握したいという思案がありました.勿論,普段の東京の即売会以外にも出てみたいという
興味もあったんですが.この2つを絡めながら書いていきたいと思いマス。

まず先に②から。かかる資金.これは高い…….新幹線代,宿泊代,これが強すぎる.
今回は小旅行を兼ねてたので,ラーメンや串カツなど,お土産、美味しい物を買うなど,諸費が膨らみましたが,
それらを除いても高いですね.
それから時間,新横浜から新大阪まで3時間~4時間.まぁ,妥当?な気がしますね.
ただ,前日からイベントに時間を割いて,帰って来るのは翌日の深夜…….即売会の内容が都内と同じだとしたら,
じゃあ都内のイベントでいいんじゃない?」と思います.その空いた時間分,音楽活動に時間を費やせる訳ですから.
尤も,大阪が近い人にはメリットも多いですし,決して参加するのはデメリットばかりだと暴論で潰えるつもりは毛頭無くて,
そこでしか生まれない交流などはあると思います.まぁ今回は社会科見学の意味合いが強いですね!

さて、長い前置きとなりましたが、当日の様子を書いて行きましょう。会場となるインテックス大阪までは、新大阪駅から電車で地下鉄を乗り継いで
30分くらい。コスモスクエア駅もしくはトレードセンター辺りで下車して徒歩で行きます。徒歩の時間含めて合計40分弱、ってところですかね。
会場はまさに東京ビッグサイトみたいなカンジでした。あれを少し縮小した広さです。棟も幾つかに分かれており、今回は4号館と5号館の2棟が
会場だったのかな。開催時間は11時から15時。M3は15時30分までだっけ?(うろ覚え)
コミケは17時まで(最終日は確か早く終了。エリアによっては、この時間に限らず終わる……だよね?)だったと思うが、
大まかな流れは全て、他の即売会と一緒でした。なのでその辺りの流れや雰囲気は割愛して、「他と異なる部分」や「俺が思ったこと」をね、
乱文で綴ります。

こみっく☆トレジャーではシールラリーを開催しており、例えば「サークルの品を購入した方には5ポイントのシールをプレゼント!」
など、販売促進効果が望める。ラリーに参加するかどうか、またシールの配布の仕方はサークル側に委ねられており、
どのように配るかは自由。つまり、「2つ商品を買ってくれたら5ポイント」でも「1つ買うだけならシールなし、2つ以上買ったらシール1ポイント」
でも何でも良い。ラリー参加を断っても良いんです。
なので、11時の開催の後、参加者は恐らく目ぼしいサークルを回ったあと、シール目当てでウチに買いに来る人が居るかな?と思ったけど、
考えが甘かった。だってそういう「目ぼしくないサークル」がいっぱい居る訳で。じゃあウチには来なくね?
それにこみトレ参加して分かったのですが、やはり展示の主たるジャンルが同人誌、グッズがメインなんです。
(後は屋台や、小さい催し物が充実してます。コミケと比べても)
そうすると尚更、同人音楽に興味を示す人は少なく、来ない。シール目当てでも来ません。更に加えて「メタル」だってのも苦しい。
ジャンル的にまだまだマイナーだし、良いと思ってくれる人が少ないですから。
けれど何人か買ってくれた人、「メタル好きです」って人、居らっしゃいました。嬉しいですね。
顧客ってのは常に着いてきてくれる訳ではないから、新規顧客を増やし続けていかなければ……。

②に続きます。→http://www.freeasbirds.biz/?p=1082