あの時の、あの顔が忘れられない。そんな事はないだろうか。
友達、恋人、家族、大切な人々。君にとっての青春や恋愛の一ページかもしれない。あの熱い闘いを
繰り広げたライバル、窮地に陥ったチームメイト。最愛の彼氏、彼女。ドキドキの瞬間もあれば、別
れの瞬間もあると思う。
最初に断っておくが、今回のエピソードはノンフィクションだ。

この前バイトに行く途中、スイカをチャージしようと思って券売機に並んでたんだけど。
そしたら「町田警察ですけれども、今パトロール中でして。すみません、バッグの中身を確認させて
いただけますか」と。
……そう、職質ですよ。二人組の警官に声を掛けられたんだよね。

まぁ、クリエイティヴ業界ではよくある話だと思う。俺は今のところ年1のペースで職務質問を受け
てる
んだが、そろそろ俺の顔を覚えてくれてもいいとは思っている。それに、横浜のヤベェ奴等に舐
められたくないもんだから、ポケットに手を突っ込んでゆっくりと歩いてたのが余計に不審さを助長
させていた。俺にも非はある。
それはさておき、こっちも職質のプロですから。「またかよ!」とイラついたものの、慣れているも
んで警官に言ってやったのよ。――じゃあここだと邪魔になるんで、そっちでやりますかね、って。
通路の脇に移動してさ、「18分の電車に乗りたいんですよね~。早めにお願いしますよ」って言っ
ちゃったのよね。電車の時間も迫ってたから。それらもマズかったかもしれない。

いつもと違って、ボディチェックが始まったのよ。
しかも割と駅のど真ん中で。「服の上から失礼しますね!気持ち悪いかもしれませんが、少し我慢し
てくださいね!」って言いながら。で、上の方からパンパン触られた後、俺のズボンのポケットに触
れた瞬間「こ、これは何ですか!?」って。スゲェ怯えた様子で言うのよ。

こいつ、ポケットに何か隠し持ってんぞ!?みたいな勢いで言われてさ。周囲の目もあるし恥ずかし
いけど「それはケータイですね」って答えてたら、今度はバッグの中身を確認してたもう一人が
「こ、これは……?」って、俺のバッグから何か出してきて。

カッターナイフと軍手が出てきちゃったんだよね。
もう確信じゃん。自分達が見つけた不審人物がカッターナイフと軍手持ってました!ってなったら。

あっちも「ヤベェ、コイツどうしよう」みたいな。動揺と警戒と……焦り、みたいな。そんな感情が
混じった顔……マスクの上からでも分かるよね。目がさ……俺も接客10年以上やってますから。そう
いう時の目は分かる。
今思えば、小田急線の無差別刺傷事件の警戒でピリついてたんだろう。(補足だが、職質されたのは
京王線のジョーカー事件よりも前。バイトの制服を洗濯しに持ち帰った時、カッターナイフごと持ち
帰ってしまってた)

というわけで、結構な形相で「これは!?」って言われてね……。名探偵ばりのトーンで駅の構内の
ど真ん中で叫ばれても、ピュアな俺のキラキラハートが傷ついて終わりよ。何もないんだって。あの
顔は暫く目に焼き付いて離れないわ……。

バイトで使うんですって、会社の保険証を見せて誤解は解いたけど。最後は御礼を言って帰しても
らったけど。マジでそろそろ俺の顔を覚えてくれ。町田警察。俺は……まだ何もしていない。

だがしかし、ピンチ、不測の事態。そんな時こそ、人々の技量というものは試されるよね。


そう、例えば……コンクールでピアノを弾こうとしたら、別の曲が始まってしまったり。
知らない人の為に補足すると、予定されていた曲が、誰かの間違いで違う曲になってしまったってい
うヤツ。ピアニスト以外は変更を知っていたみたいで、演奏が始まった瞬間のピアニストの顔が秀
逸。だけど本当に秀逸なのは……違う曲が始まった。にも関わらず、最後まで弾き切ったというピア
ニストの対応力
だろう。


さて、通例同様、ここまでが前置きだ。長くてゴメンよ。

数日前は実家に帰省してブログを書いている最中だった。
というのも、二回目のコロナワクチンを接種して……高熱でダウンしても、親が代わりに家事をやっ
てくれるそうなので、帰って来ていた。

一回目で「腕が上がらなくなった」っていう話をよく聞いたけど。俺は普通に上がったんだよね。
それよりも来院した時の、毎回何故か俺の扱いにだけ不遇を感じた……って言うと大袈裟だけど、若
干の不満を感じたのでここに残しておく。(別に愚痴を零したいってわけではない。ブログのネタ程
度に書いただけ)

まず一回目。
注射の後にタイマーを渡されて、ピピピって鳴ったら係のおばさんが「お加減はどうですか?」って
聞きに来てくれるんだけど。
俺の時だけ来てくれなかった。待合室でポツーンって。人数も三人くらいしか居ないのに。周りの人
も「あれ、あの人鳴ったよな……?」みたいな。気まずい雰囲気になった。

おばさんに視線を送っても気付いてないし。声を掛けたらようやく来てくれたっていう。「え?鳴り
ました?」じゃない。まぁいい……お疲れなんだろう。歳も結構行ってたし、シルバー人材かもしれ
ない。

で、三日前の二回目ワクチン。
49番の番号札で待ってたんだけど。順番が回って来る気配が一向にない。
やっと来た!と思ったら「52番でお待ちの方~」っていうね。
アレ……ひょっとして、飛ばされたかなって。

その後も53、54……って数字順に呼ばれていく。
これおかしくね、って思い始めた時、同じく番号を飛ばされていた親子が指摘して解決したけど。俺
の前に座ってた中年とかキレそうだったからね。暫く気まずい空気が流れたよ。
担当の女性も「あれ、40番台の方、まだ居ました??」みたいな。……モヤッとするが、システム
がいけないのか、人間がいけないのかは分からん。
まぁ……コロナ自体、云わば国家レベルでの不測の事態だ。忙しいだろうし、どこもそうなのかな。

接種会場にペッパー君が居てさ。俺にキチンとした案内をしてくれたのはペッパー君だけだぜ、とか
思ってたんだけど。
よく聞いたら「レストランヲゴ利用ノ方ハ、コチラヘお並ビ下サイ!」っていう。……レストランに
用はねぇし、あの野郎、ただの木偶人形の分際で……金輪際ここには来ねぇよとか思いつつ、でも俺
の目をずっと見てるし、そういう機能は凄いなって思った。


結果を述べると、熱はほぼ出ませんでした。
微熱(37.1度)が数時間だけ出たけど、日常生活に一切影響なし。ただ、休暇を取った手前、アクテ
ィヴに活動するのは躊躇われたので、YouTubeを見漁ってました。
ここ3週間くらいはずっとPhasmophobiaのプレイ動画を見てますね。このゲーム自体は一年以上前
にリリースされたものだけど、難易度ナイトメアがアップデートされてここ一か月くらい、VTuber
業界でも賑わっている様子ですな。
一応説明するとホラゲーで、証拠を見つけて「現場に居るのは何の幽霊か?」を特定するゲーム。脅
かしもあるし、幽霊に殺される場合もある。デスペナルティもある。知ってる人は楽しめる。知らな
い人は……まぁ興味ある人はググって昔の動画から見るといいだろう。

ファンのつもりはなかったんだけど、ガッチさん(ガッチマン)の動画ずっと見てて……男性VTuber
で好きになる人は中々居ないんだよね。
ガッチさんのホラゲーは安心して見てられるし、手際もいいし。見てくれているリスナーの事を考え
て行動(企画)している感じと、穏やかな声質やベテラン且つ中年ゆえの技術や知識、蓄積された人
間性が好印象だよね。



一つ、意外だったのはフブたん。言うまでもない、ホロライブの白上フブキの事だ。
この人の可愛さを説明するには及ばない。そもそもフブたんの可愛さを文章で表現できる程の語彙力
を俺は持ち得ていない。ただただ、気持ち悪いオタクと化すだけだ。

俺は「ホロライブは好きだけど、売りは可愛さとかでアイドル押しなんでしょ?」って思ってた。ゲ
ームが得意なVTuberは多いし、フブたんがゲーム得意なのも知ってた。だけどプレイ動画をちゃん
と見た事はなかったんだよね。

見てみたらさ、ナイトメアをソロでやってて、しかも手際がいいんだよね……。ガッチさんとは探索
の仕方が違うけど、得意な人間の動きしてるから惚れ直しちゃうよね。

VTuberはどこまで伸びるのか、恐らく業界が縮小する事は余程の事件が無い限り、有り得ないだろ
う。となると、そこで戦っていくよりも、VTuberにプラスで音楽やイラスト、何か武器になるもの
があるべきだよね。一芸に秀でていないと上に行けないのは、バンドもVも同じで……、「ゲームが
得意」と言うだけの事はあるんだな、と。

おっと、このままではイカン。
動画を見漁ってないで、俺も音楽活動をちゃんとしないとな……。
何をやるにしても金はかかる。一人暮らし極貧生活が始まってまだ様子見なので、出来る事も限られ
ている。一か月にどれくらい金がかかるのか(もしくは稼げているのか)が不鮮明で、そこらへんが
分かってくると「じゃあこの日はバイトを休みにして、音楽やれるな」とか行動に移せる。
今はレシートを大量に保管する毎日だ。とりあえず衣食住、生活に必要なものは全て揃ったと言え
る。強いて言うなら、足りないのは生野菜だけだ。

フリアズの方はと言えば、アルバム制作は徐々に進行中です。
新しいアー写も撮る予定だが、新曲のミュージックビデオも撮りたい。まぁ、大きく動くのは来年に
なるね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です