ぼうおん!

目下、自作防音室の製作を行っており、ある程度実用の目途が立ったので紹介します。
まぁ同じように自作防音室を考えてる人の参考となれば。質問とかあれば気軽にくださいな。

タイトルは……やはり一人のオタクとして、思いついてしまった以上「けいおん!」のパロディ風のタイトルにせずには居られなかった、どうもこんばんはロイドです。

歌を歌う人間なら誰もが一度は考えると思われる防音室。僕もね、たぶん歌を習い始めた高校生くらいの時からどうにか自分で作れないものかと試行錯誤を繰り返し、その度に玉砕してきました。YAMAHAのアビテックスとかカワイ?だったか、メーカーが出してる防音室は安い奴でも「割りと良い中古車が買えるくらいの値段」がしますよね。ましてや防音工事を建築会社に依頼しようものなら「よし……いっちょ臓器でも売ってくるか……!」ってな塩梅に施工費用が膨れ上がります。
それに安価で中古で売りに出してる防音室の場合、設置する部屋とサイズが合わなかったり、Dr等級が自分の求めるもので無かったり、とか……。色々な問題が生じてくるのが世の理、みたいな。まぁそんなもんだとは思うけども。
近年だんぼっちっていう段ボールで作られた簡易防音室とか、何だかハリボテのようなファンシーで可愛らしい外見の安い防音室が出てますよね。だんぼっちが5万円くらいだったか。後述のファンシーな奴は10万だか20万だか。たぶん防音室って考えると安いんだと思います。
主観的な意見を述べますとね、だんぼっちは……うん、まぁ段ボールにしては上出来だよね……みたいな。レビューや動画も確認しましたが、5万円あったら恐らくだんぼっちよりも優れたものが自作出来ると思う。ディスろうって訳じゃあ無いんですが、やはり5万円あれば相応のものが作れるという事実があるというだけです。ただ簡易防音室は施工などに時間や手間がかかりませんから、そう考えるとメリットも多いと思います。

まぁ前置きはこれくらいにして、本題に移りますか。ちなみに経費の上限額は決めてなくて「まぁやるだけやって、安く仕上がればいいよね」ぐらいのスタンスでやりました。施工期間も4年以上ぐだぐだやってて、買った資材の値段も覚えてないのでw
まず今回、防音用途が「発声練習及び歌の練習」で、空気伝播音の防音がメインだと思われるため、防振はしてません。(声の場合、固体伝搬音はあまり発生しないと思うので)

で、こっからは行った施工を写真付きで紹介していきます。
部屋は6帖前後で、使ってなかった押入れを壊して改造し、防音室にしました。以下は内装

内装1
↑壁面にはまず遮音シートを。その上からソノーライズが販売している吸音パネル、50×50cm(厚さは忘れた)。これらをほぼ一帯に貼り付けました。貼り付けにはガンタッカー使用。あ、そうそう。その6帖の部屋の壁面にも遮音シートを貼ってます。

内装2
↑天井にも吸音パネルを少々貼り付け、床には遮音シートの上からジョイントマットを敷きました。このジョイントマットには防音、防振効果があります。ゴムマットでもいいらしいね。
吸音目的でカーテンも取り付けてます。カーテンレールは取り付けず、余ってた突っ張り棒を組み合わせ、カーテンを垂らしています。

概観
↑防音室の外側。近辺の壁にも遮音シートを。写真奥には、余った海外メーカーの吸音パネルをゴリ押し。

プラ版
↑昔買ったプラ板。これが案外重要。外部に漏れた音を遮ってくれています。

断熱
↑窓には断熱シート。効果は眉唾ですが、貼り付けたシートと窓ガラスの間に空気層があるため、恐らく微小な効果はあるかと。

防音カー
↑これは昔夜勤をやってた時代に朝眠れず、買ってみた遮光カーテンなのですが、防音効果もあるそうで。これも効果は不明ですが、ゴリ押しです。余った資材は全部使うんです!

戸当り
↑これは重要。窓ってよく見るとね、隙間だらけなんですよね。閉まる部分はパッキンで接触してるんだけど、戸当りテープを付けた。結露で剥がれないか心配だが、先ほど紹介した断熱シートは結露防止効果があるのでそれに期待。

ドア
↑これは室内ドア。遮音シートは以前適当に取り付けたものだから効果の程は不明だが、大事なのは戸当り部分は全て戸当りテープなどで埋めてあるってこと。これは防音の要訣だろうけど「密閉」に限るよね。空気が通過できる間隙という間隙全てを塞ぐのが要点。ドアの閉まりが悪くはなってるのだけれど、開閉は出来るから問題は無い。

120デシベル ・飛行機のエンジンの近く
110デシベル ・自動車の警笛(前方2m)・リベット打ち 
100デシベル ・プロの声楽。電車が通るときのガードの下
90デシベル  ・怒鳴り声。犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
80デシベル  ・かなり大きな声。俺が控えめに、声を前に飛ばしたくらい。地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
70デシベル  ・営業マンが電話してるくらい。ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
60デシベル  ・静かな乗用車・普通の会話
50デシベル  ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
40デシベル  ・囁き声。市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
30デシベル  ・小さな囁き声。郊外の深夜、鉛筆の執筆音
20デシベル  ・小さい寝息。木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)

で、ここで唐突に音の大きさを表すデシベル。それの目安を出しました。インターネットで収集した情報を寄せ集め、自分の意見も若干足したものです。

文明の利器って奴。本来デシベルの計測には専用の機械が必要なんだろうけど、スマホでアプリが出てるんですよね。それで計測してみた結果が以下。ただ正確な数値は測れなかったってのと、PCスピーカーだと80dBくらいまでしか出力されなかったので実際に発声練習してみたらどうか?というのはご了承くだされ。

防音室内部→75dB
防音室外部、扉付近→50dB
防音室外部、プラ板から離れた辺り→35dB
自室外、廊下→25~30dB

結論は防音室と自室合わせてDr-45~50くらいになりました。たぶん俺が出す歌声が90dB前後くらいだと思うので、それが隣の部屋には囁き声くらい。屋外にも同等の音量が漏れるってことになります。まぁ日中なら問題ないんじゃない?と自負する出来上がりですが……。Dr-55、いければDr-60くらいまで仕上げたい!

お粗末!

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