変態とは不治の病である

今日これから書く文章は決して、深読みしてはいけない。誰しもが時に心に闇を抱え、時に浄化され……その繰り返しだ。永遠に輪廻するその理の中で生きている。Black Lagoonのロックの言葉を借りるならば「生きていればそれなりに誰だって苦労する。それがいざ自分が答えに行き詰まったら悲劇のヒロイン気取りかよ!」。魔法少女リリカルなのはA’sのラスト、暴走した夜天の書とのバトルシーンだったか、クロノ・ハラオウンの台詞を引用するならば「誰もがこんな筈じゃなかった未来を歩んでいるんだ!」。苦労しない人間なんて居ない。ブチ当たったとき折れてしまう人も居る。バカだってバカなりに苦労する。――だがしかし、果たしてその内の何パーセントが「自分で背負い込んだ苦労」だろうか。物事に対する考え方一つで、人は背負わなくていい気苦労を背負ってしまうものだ。言葉を苦労ではなく「悩み」に置き換えてもいい。
今日、俺は人間として恥ずべき愚行を犯した。しかも初めてではない。このHPを読んでいる人が一体どれほど居るのかは分からないが、少ないだろう。だからこそ、人に向けて発信したい訳ではない。だがこの自己満足で自己陶酔の文章を……己の精神の平和のために書こうと思う。

今日久々にHPを更新するにあたって綴るのは、くだらない、自ら背負い込んだ苦労の話だ。ただし、話の中身を追究することが出来ないのは了承していただきたい。起きてしまった偶発的?事故のその詳細を明らかに出来ないのも物語を語るにおいてバカげているが、その上、恐らくこうして筆を走らせているのだって単に自分を落ち着かせようとしているに過ぎないのだろう。全くもってどこまでも愚者だ。愚か者だ。罰を受けるのであれば、一発デカイのを頼む。俺に罰を与えて欲しい。そう思っている。

孟子が唱えた性善説。人には生まれながらに4つの善の兆しがあり、それを育むと4つの徳が出来上がり、聖人へと至ることが出来る。そして、荀子が唱えた性悪説。人は弱い。欲望的な生き物で、荀子は教育の必要性を説いた。だとしたら生まれながらに持った正義の心を、正しい教育を持って育めば、人は清い心を持った大人へと成長できるのであろうか。答えは……否、だろう。
正義の心は武道で養える。スポーツを熱心に取り組めば、品行方正な心が生まれる。それは……机上の空論だ。もう少し的を射た発言をするのならば、「割と真面目な人間が出来上がるが、人々の精神の根底にあるものを変えるのはとても難しい」だろう。
此度俺がやってしまったエピソードを5年後、10年後に笑いながら話せる世界が来ればいいと思う。というか例えばの話、今回の俺の事件をシナリオにして、漫画を描いた場合、きっと読者は笑ってくれる。いや、そう思う。前回……同じような事件が起きた時、つまり10年以上前のことを、今の俺は笑って話せる。その程度だ。第三者からしたら、言ってしまえば「その程度」の事態だ。だが事後の間もない瞬間は、唐突な自己嫌悪と「なんでこうなっちまったんだ……」という過去の原因探しが始まる。そして数時間が経過した今でさえ、気分の悪さを覚える。神に懺悔でもしようかと思ったが、やめた。救われた気になってしまうからだ。救われてやいないし、時間は元に戻らない。解決だってしないんだから。贖罪した気になっただけ。ましてや神なんてこの世には居ない。(人並みの信仰心はあるが)
人は過ちを繰り返す。これは絶対だ。根本を変化させる何かに出くわさない限り、人々の根っこの部分は変えられないから……。
こういう場面に遭遇してしまった時、人は過去を変えることが出来ないことにやがて気付き、では今後、この後どうするべきかを考える。どうするべきかと、そして今後起こり得るケースを二、三通り推測して覚悟を決める。会社のクビ、裁判、慰謝料、家族や親しい人への迷惑、etc……。勘違いしないでほしいのは(いや勘違いではないかもしれないが)、重篤な事件や何かを犯した訳ではない。ただ、人として……動物には無い克己心を持ち得ながらも自己を抑制することが出来なかった結果俺は……ということだ。漫画だったら笑える。そんな話だ。

明日の朝、いつもと同じように出勤できる気が一切しない。地獄が待っているかもしれない。でも地獄の蓋を開けたのは他でもない俺だ。自分がした行動にはそれ相応の責任が伴う。それに、俺は今回の事件を認め、背負うと決めた。自分で背負い込んだくせに、バカみたいな終幕だよ、全く。
何かが起きてしまった時って、最も大事なのは自分を恥ずべきことでも過去の原因探しでもない。そして今後どうするか、でもない。そう思う。無論それらは正しいし間違いないが、一番大事なのは認めて背負うことだ。そうやって背負うものがどんどん増えてって、爺になった時あんなに腰が曲がってしまうんだ、きっと。それで、背負いきれなくなった時、人は死ぬんだ。俺はまだ死ぬわけにはいかないから、下を見てはいられない。背筋伸ばして、前を見つめていたい。謝罪を求められれば地べたにドタマ擦り付けて謝罪する。認めた。俺は、変態なんだ。変態は変態という運命の下に生まれ、やがて矯正されることはない。DNAの塩基配列が転写され続けるそのレベルで、体と心に染み付いてしまっている。だから愚行に走るんだ。ニュースで報道されて大衆の前で恥をかく彼奴らと俺なんて、一寸もたがわないのかもしれない。
一つだけ、今回の事件が生んだメリットを書く。ミュージシャンなんて頭逝ってるヤツの方が多い。むしろ本物だっていう、証明が為された(のか?)。
もう一つはこういうアクシデントで悩みに悩むと、感情が鋭敏化される。叙情的な曲を歌うのが上手くなるんだ。

全然関係ないけど今制作中のアルバム聞いてください。Unchained Chronicle 2 – The sage, the fool

という訳で。お後が全然よろしくないようで。

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