こんちわ、ロイドです。

大したお話じゃあありません。面白いタイトルが一つも思い浮かばないくらい、正直どう
でもいい話なんです。
あ、そういえば梅雨明け、早かったですね。まるでマイク・マンジーニのドラムのよう

リプレイサーっていうプラグインを買ったんです。
皆ね、「なにそれ」って思う事だろう。俺自身も、言葉を知ったのは最近の事だ。

要は既存の音を、別の音に差し替えるプラグインなんだけど、ドラムのミキシングでは重
宝しているようだ。
「〇〇ってバンドがドラムのレコーディングをしたけど、結局録り音は微妙だった」とか
「あそこはリプレイサー使ってるらしい」とか。バンドをガチでやっているからこそ聞け
る話がそこにはある。

動画の真ん中くらいから音が変わる

ドラムのレコーディングって、超一流のスタジオとそれ以外で落差が大きいと思うんだよ
ね。ある程度のプロの人々でも結局良い音が録れなくて「じゃあリプレイサーで音を補完
しよう」なんてのはままあるみたいだ。
超一流は生音をそのままキレイにミックスでも使えてるのかもしれないけど。

そもそもドラムなんて消耗品で、叩いていくうちに音は変わるし……俺がお世話になって
いるクラウドナインなんて、行く度にスネアのチューニングは変わるし、ヘッドが死んで
る時もあるぞ。マイクがお陀仏になっている時もあれば、会計が違う時もある……これは
笑い話だ。俺はあのスタジオが大好きなんだ。
むしろ毎回間違えてくれ。その方が面白い
お世話になってるし、民間のリハスタだし、プロユースを求めるのはお門違いだけどね。

そんな事もあって、だから正直、生ドラムのレコーディングで録り音をそのままコンプ、
EQ、リバーブ、エトセトラ……みたいな感じに、エフェクトだけでどうこうしていると
は到底思えなかった。そんな中出会ってしまったわけよ。

TRIGGER2という商品。DL商品なのに佐川が配送してきた。しかも実家へ

音を差し替えたらもう、それはチートじゃんかみたいな意見はあると思う。俺も以前そう
思ってた。
いや、でも違うのよ。歌を録ってきて、コンプかけてイコライザーかけて、ピッチ補正も
かけて……ミックスする。言ってしまえば、これだって別物なわけじゃん。ギターだって
アンプシミュレーターで音を作る。加工して、生音・録り音とは全く別の音へと昇華して
いくわけよ。ようは元の要素・素材を活かしつつ、もっと良い音にしようっていう考え方
なのよね。

だからリプレイサーって言葉が良くない。差し替えるっていうか、イコライザーなんかと
同じプラグインだし。
使ってみた結果はこんな感じ。クオリティが「あれ?普通にメジャー級じゃね」って錯覚
するレベルになった。
無論、俺の耳レベルでの話だという事は、補記しておきたい。

フィルとかで速いフレーズを連打すると、音量が下がって埋もれちゃうのよね。それはま
だ良くて、残響音とか余韻が入りこんじゃって、コンプだけ掛けても、残響も一緒に上が
っちゃってえらい事になったりする。
それを先人はゲートをかけたりコンプをかけたり、何とかしてミックスしていたんだろう
けど。俺も何とかしようとしてたけど、いや……リプレイサー使った方が早い。俺が買っ
たヤツは操作も簡単だし。(お持ちのiLOKのバージョンに対応しているかだけ、注意ね)

多分第一線のプロも使ってる(と思いたい)。
じゃなきゃ、どんだけクリアな環境で録ってんだ……。それに全弾同じ音量で叩くだけの
技術があるって事になる。そういうモンスタードラマーも居るだろうけど。
いや、そもそも残響音はどうしている?

特にメタルなんかテンポは速いしフィルも複雑だし、録り音なんて使えねぇ!と投げ出し
たくなるMIXエンジニアは居るだろうし、そういう人達は使っているに違いない。

うん……
ラッドとかワンオクとか聞いてみたんだけど、使って……る、よね……きっと。

そういやレコメンドで見つけたんだけど、PanPianoがウルトラマンのコスをしてピアノを
弾いていた。
視界も悪いし、手袋もしてるし、それでも弾ける奴は弾ける。

ドラムも、もしかしたら物凄いキレイに録った音を、リプレイサーなんか使わずにミック
スしているのかもしれない。

分からない事だらけだ。だけど、自分たちが満足できるクオリティの物を出せれば、幸せ
だし、それでいい。ってゆうか、いや……他の曲もリプレイスしてみたけど、結構良い線
ってゆうか、すげぇカッコイイと思うんだけどなぁ。

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