ども。
最近は完全にVTuberを見漁るリビングデッドに成り果ててしまった私ですが、ホロライブだけでな
く、にじさんじや個人勢も見漁っております。
今日はそのトークスキルに賞賛を送りVTuberを数名紹介したい(推したい)のと、
バンドで売れていくにはどうしたらいいか、という戦略的な部分も若干兼ねて適当に書いていきま
す。
……音楽家も今後はやはりVRなんじゃないか、とね。そう思いましたよ、ええ。
今回、すげぇ記事が長くなっちゃった。すんません!
なので、インデックスを書いておきます。
目次
- 剣持刀也(VTuber紹介)
- 犬山たまき/佃煮のりお(VTuber紹介)
- VRMF(Virtual Reality Music Festival)について
- おまけ(戦略的な話)
剣持刀也
まず例の如く「このホームページはいつからVTuberを紹介するブログになったんだ?」と思いつ
つ……
剣持刀也を紹介する。
呼び捨ては勿論、「アゴ」とか「カス」とかリスナーに罵られている……。
この人のトークスキルはエグいですね。荒らし(ガチのヤツとソフトなヤツ両方含めて)すら利用し
て笑いに変えていくスキルとメンタル。皆から愛されているとも言えるよね。良い意味で弄られてい
るけど、悪い意味で弄られている時もある。そもそも博識で頭の回転も速い。
コンプライアンスとか炎上を考えて、言動に気を付けて行かなければならない現代において、アグレ
ッシヴに攻める姿勢も見ていて清々しいんだよね。
と同時にファンやリスナーも「分かっている」から、積極的に剣持に攻撃を仕掛けていくっていう構
図が面白い。
お絵かきの森でサイバー攻撃を受けるシーン(↓の動画)は今年一、笑った。
※自然な流れを理解して笑ってほしい為、出来れば最初からアーカイブを見て行ってほしい。
犬山たまき/佃煮のりお
あとはたまき君ねぇ。男の娘はね……声と顔が美少女なら全然行ける。という事で紹介。
エロ同人とか詳しい人は知っているんじゃないかな。俺も名前は聞いた事あった。上記の動画はプラ
スでにじさんじの面々が居るけど。
進行役としてのトークセンスも抜群なんだけど、こういうアメトーークみたいな内容を個人で企画し
て、運営・配信していくっていうのは大変なのよ。
企画や運営が大変なのを知っているからこそスゲェなって思った。
ところでガッチマンって結構歳行ってるんだな。ちょっと上ぐらいかと思ってた。ガッチマンも面白
いよね。
ホラゲーとかでコラボしている時(誰かと話している時の方が)特に面白い。
詳しい人からすればそれぞれ箱で特色もあるんだろうけど、俺からするとにじさんじはお笑い。ホロ
ライブはアイドル寄りって感じがする。比重があって、企画やトーク内容に形容しにくい差があるん
じゃないかなって思う。どちらもVで面白い事をやっていて、テレビではないお笑いなんだけどさ。
あと、V界隈の面白さの共通点として、関西出身(話術に長ける)ってのはある。
個人勢で有名なぽんぽことか犬山たまきとかは、ゲーム実況と話術だけではない企画力、それから配
信のスパン、言うならば個人力みたいなのが強いんだよな。関心しちゃうし推しちゃうよね。
Virtual Reality Music Festival
ところで、最近VRChatを始めまして。
以前から手を出そうと思ってたけど「いや、ゲームと言えどSNSみたいなもんでしょ」と。
元々ゲームは廃人クラスでやってたけど、アクションとかRPGとかメインだったから。馴染みのない
ジャンルだったから保留にしてた。
それに英語はリスニングが壊滅的だし、コミュ障だし、そもそも日本人ってそういう民族じゃん……
みたいに嫌厭してた。
だけど、空いた時間で出来る事を探していてね。
で、いつも通り↑の動画とか見ていた所、レコメンドでVRMFというものを知って。配信動画のアー
カイブと裏話の生配信を見てツイートした所、公式や関係者の方からリアクションがあったので今日
はそれを書いて終わりにする。
VRMFってのは、VRChat内で行われている音楽フェスの事で「Virtual Reality Music Festival」。フォ
ートナイトで米津がフェス開いた~とか、ホロライブが3Dで生歌を配信~とかあるじゃん。ああい
うイメージで、VRChat内で音楽配信をしている感じかな。
で、何が凄いかって言うと、VR配信だけど楽器も生演奏なのよ。それを個人(有志)の力で開催し
ているのよね。しかも、VRゲーム内の大規模なフェスだっていう。
ワールド(ステージ)を一から作成して、スイッチングもちゃんと行えるカメラ、自由なステージ照
明、音響、プログラミング……奏者、まとめ役、それぞれを担当者で分けて。最終的にはDAWを通し
つつネットデュエットで音をまとめて(で合ってるかな)。
ドラマーは自宅からで、ボーカルとギタリストは別の拠点から音を送る、とか。
バンドによってはボーカルはドイツからで他のメンバーは日本から、とか。遅延が小さくなるよう創
意工夫を重ねて。
VRだからこそ出来る現実ではできないステージギミックとか、エフェクトとか。……凄くね?
しかも、演奏と歌、メチャクチャうめーの。VR好きの素人が音楽に手を出した、とかじゃないの。
言っちゃ悪いけど新宿の某ライブハウスの配信とか比較にならねーのよ。映像がキレイで、音が良く
てさ。
一つ取ってもプロフェッショナルな分野で凄いのに、知識のあるクリエイター達が集まって作り上げ
ちゃったっていう。
勿論、楽器のトラッキングが外れかけてるとか、視聴者が集まりすぎて配信でトラブったとかあるけ
ど。それはにじさんじとかしょっちゅうだから。
それにそういう大手、米津とかVTuberプロダクションがやれるのは分かる。だって人材や機材、資
金も豊富だもの。
一応リンク貼っとく。多分アマチュアクラス(と言ったら失礼だが)の音楽において、時代の最先端
なんだと思う。VRは今後、まだまだ伸びていくコンテンツだし、コロナの背景もあるし、最先端だ
からこそ頭の良い人が皆集まってる。SonyとかavexがようやくVTuber事務所を運営しだしたけどさ、
こういうすげぇ人達が個人勢にも居るのよな。今日紹介したVTuberも含めて。
俺の中ではこういう文化の黎明って当時ニコ動の配信から始まったと思ってて。それこそゲーム実況
とか歌ってみたとか。
で、企業で配信する所が増え始めて、UStreamとかツイキャスとかサービスが生まれては消えて。
次にVRを使った配信が始まり……個人でもある程度の配信が出来る世の中にはなった。
けど、生演奏を取り入れたVRってのはまだ発展途上なのよね。アプリも徐々に開発されてるけど、
まだ未熟でさ。
そう思ってたらVRMFで「ここまで来てるのか」って驚かされたわけ。
ツイートに案外反響があったのも、それだけVR(並びにVRChat)が注目されているコンテンツだっ
て事と、VRMFとして作り上げられたものが高いクオリティだったからなんじゃないかな。
ともあれ、VRはミュージシャン・バンドマンも要注目のコンテンツだろうね。俺みたいな三十路を
超えたおっさんが何かしらで生き残るには、こういう先駆者達の動画を見ておくべきだろうよ。
おまけ
タイトルを回収すると。
持論も含めて話すけど、VR元年から年数が経過して伸び率の曲線も穏やかになり、収束に向かいつ
つあると俺は思ってたんだけど。まだ伸びしろはあって。
VR機器の値段が今後、低下するじゃん?きっと。
そうすると敷居が下がって、VRゲームの需要が増えて、VRゲームの製作が伸びて。
VRゲームを配信する実況者やVも増えるだろうし、VTuber向けのサービスや商売が増える。
現在既にその段階に入っているとは思うんだけど、日本でのVRの敷居を考えるとまだいける筈。
何かで秀でたいとか、バンドで売れていくには……
多分、そこに活路があるような……気がする。
無論、VRでやるならアバターのクオリティ(美男美女、もしくは面白)は大事。それから中の人が
人気だったり美男美女なケースを除いて、前世はバラさない方がいい。悪手となる可能性が高い。
それからガッチマンが言っていたけど、「VTuber皆ゲーム実況しかしてねぇ!」と。
だからこそ、ゲーム実況以外の何かで勝負できたら差別化が図れるよね。
やっぱ人間って易きに流れるから……敷居が低い(低くなりつつある)ゲームでは難しいと思った。
難しいもの、人が嫌がる所、選ばない所に行くべきだろうね。(そう考えるとはあちゃまとかは凄い)
ただ、フリアズで何かをやるつもりはなくて、意見言うだけの人間になってしまうのは申し訳ない。
すまん。
っていうのも、フリアズは今後「好きな事」をして行きたいんだよね。メンバーの老化、精神状態、
生活の安定なんかを加味してさ。
やりたい事をやれればいいんじゃないかね。
売れる為に色んなものを捻じ曲げて、その先に目指した未来が待っていればいいのだけど。
辿り着けなかった時、たぶん闇落ちする。
それにねぇ……もう三十っすよ。今の知識と技術があって、あと五歳若ければチャレンジしたと思
う。でも今からはちょっと怖い。
やりたい事、そこにプラスでメンバー・協力者の意見を取り入れてバランスを保ち、良い音楽をリリ
ースしていければなぁと思う。