NEOKETなるものに参加してきた。
これはいわゆるpixivAPOLLOなんかと同じ『オンライン即売会』で、サーバー上にアップ
ロードされたイラストや音楽、同人誌なんかを見て回るというものなんだけど。大きく異
なるのは、メタバースって所だ。

つまり実際に自分のアバターでもって、VRやPCを経由して会場内をウロウロする事ができ
るのだ。
リアルタイムで他の参加者と話し、コミュニケーションを取れる。……まぁ、簡単に言う
とVRCHATだな。VRCHAT内で即売会が行われている、みたいな想像をしてもらえれば間違
いないだろう。

ちなみにVroidHubと連携していれば、自分専用のアバターも使える。なので前日、急にお
腹が痛くなってしまった俺は知り合いのVTuberに売り子を代わってもらったんだけど。
4週連続で開催で、次回は11月26日~27日にある。興味がある人はチェックしてみると良
いだろう。

◇NEOKET
https://neoket.net/

フリアズは音源を頒布していたんだけど……この日は売れていなかったね。
まぁ、毎月ちょこっとだけ売れているからいいかな。売り子担当のVTuberから聞いた話だ
と、コミュニケーション(おもにモノマネ)をしたら皆すごい喜んでくれたそうで。

18禁コーナーをうろうろする

ということで、ね。
俺はいつからピクシブの犬になったんだ?

えーと、お察しの通り、今回は告知事項はありません。しかし映画を見てきたのでその感
想をちょろちょろと漏らしていきます。

見てきたのは『すずめの戸締まり』。
スマブラをやり過ぎた、脳死状態のまま見てきました。

すずめの『す』の字も聞いた事がないのですが、めっちゃ話題だったそうで。あの新海誠
監督の最新作という事で、事前知識ゼロで、またしても戦国バトルメタルバンド
『Allegiance Reign』の軍師こと、長谷川さんのお金で見てきたという次第です。長谷川
さんは凄い方で、喫茶店で盛大にげっぷはするし、背負ってた大切なベースは店に忘れて
いくという鬼才っぷりを遺憾なく発揮していくスタイルで、
この日は映画のチケット、ス
シロー11皿、喫茶店の代金全て払っていただきました。誠にありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
 

今回、感想を書くにあたってネタバレをしません。
何故なら、皆さんにも予備知識ナシで見てほしいという考えがあるからですね。

内容は君の名はよりも善悪が分かりやすく、よりキャッチーな作品に仕上がっていると思
いました。人間の敵、というものを分かりやすく描写しているから、ですかね。
全年齢としていながらも俺のような大人(頭脳は子供)が見てもゾクッとする部分があり
禍々しさやホラー演出なんかは必見。時には視聴者を上手いこと騙し、最終的には平和へ
と帰結させるその手腕は見事だな、と。エンドロールから分かる通り、大掛かりなプロジ
ェクトなだけあって、日本の南から北まで、下調べやら協賛やらで相当な労力が掛かった
事は間違いないでしょう。

で、日本って言った通り、舞台は日本で、話のモデルとなった史実上の大災害があります。
が、それが分かるのは物語の後半。気付いた時の驚きとか衝撃とかは中々です。(他、モ
チーフになったであろう日本書紀とか歴史とか詳しいと更に楽しめる様子)

いや、マジで。よくこのテーマで作ったな……という、各方面から反対意見が出そうな内
容ではありましたが、俺は凄い良い作品だと思いました。辛かった記憶も人々の苦しみも
恐怖も、時代と共にいずれ色褪せて風化してしまう。それをこうしてアニメとして残し、
若い人にも伝えていく。だとすれば……いいではありませんか。
反対する人も居るでしょう。そういうものを乗り越えて作るのであれば、最高傑作でなけ
ればならない。そんな制作陣の情熱が、見終わった今でも感じられます。

予備知識ナシで見た結果、楽しめました。サッとググれば簡単にネタバレしてしまうもの
ですけど、もしもタイトルすら一切を知らない人は、そのまま予備知識ナシで見た方がい
いと思います。ある種、使い古されたような定石であっても、知らなければ初見殺しとし
て驚かされるものですし。


……うん、真面目な話をする時はやっぱ敬語だな。
まぁ、上に書いたように、そんな感じだ。

正直、家だったら号泣してた。それくらい感動させられる内容だった。だからこそタイト
ルすら知らない、俺みたいな世捨て人にこそ見てほしい。
生きる事の大切さ。家族。制作陣が思う本筋のテーマではないのかもしれないけど、年齢
を重ねるに連れて、そういった描写が刺さるんだよね……映画館なので耐えたけどさ。

あと、音楽も良いんだよね。作中のシネマティックなBGMには作曲者の多彩さを感じた。
ピアノやオーケストラサウンド一辺倒になることなく、トイボックスみたいな音源とか、
アンビエント系、作品を彩るエスニック系……劇伴をどうやって作っているのかは知らな
いけど、たくさんのソフト音源を見事に使いこなしていて、それでいて各インストゥルメ
ントに対する造詣が深い、いや深すぎる
と思った。
前に長谷川さんと見た閃光のハサウェイは、ある意味王道の劇伴で、言うならば「劇伴っ
て言ったらこうだよね」っていう楽曲だったような気がするのだが、まぁ、偏見だけど。

例えるならばMYTH&ROIDのような、レンジの広さ、楽曲の振り幅を感じたんだよね。
……作っているのは、あれはTom-H@ckだけどさ。

特に、妙なRAD推しはともかく、EDテーマには音楽家のエゴとセンスの塊を感じた
あ、リンク先のコメント欄はネタバレ含んでるから注意ね。
というか、この曲すら知らないままの方が、作品の世界観がより一層楽しめるのでは……
そう思いつつ、リンクは貼っておいた。

メロディラインは確かにRADっぽい。そこは理解できる。
ハープとかエスニック系の音源使ってると思うんだけど、これもRADの仕業なのか?

2:52以降の一瞬入るシンセリードとかストリングスとか、盛り上がりを意識して音階が上
がっていく感じ。全部が予定調和なのだとしたら……そしてその全てを作ったのがRADな
のだとしたら、すげぇ。いや、化け物かよ。嘘だと言ってくれ。身長高くてイケメンでギ
ターもピアノも弾けて、歌もうまくて声色が甘くて簡単な作曲だけは出来ます、かと思い
きやこんなヤベェ曲を!?うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!

と、思ったら陣内一真さんという作曲者さんとの共同だった。うん、安心した。
※詳しくはこちら

メタルギアの曲を作ってる人か。ゲームサウンドっぽさは確かにあるような。スマブラで
も聞くし。確かになぁ。

こんな作曲レベル、ボーカルで辿り着ける人は居ないと俺は思っているからね……。
まぁ、そんな感じで。
そういった音楽的要素もあって、ブログで取り上げようと思いました。
興味ある人は是非。俺の中では千と千尋の神隠し以来のヒットかもしれない。
(古すぎる)

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