どうもロイドです。最近ファミマを辞めた事によってチョイチョイ暇になるんだけど。
よしじゃあ音楽の勉強でもしようと思って、色々聴いてるんだよね。

サカナクションが出てくるのは意外だろうか。実は俺にとって特別な存在だったりする。
昔フリアズを始めた時、上へ行く為にはどうしたら良いかを考えた。端的に言えばミュー
ジシャンとして成功するにはどうすれば良いか、そのサンプルを大量に探し集めていた。
どんなバンドが居るのか、どこのレーベルか、何年で売れたか、売れたキッカケは何だっ
たか。見た目は、技術は、出身や経歴は――
彼らの軌跡を辿る事で、俺もビッグになる事が出来るかもしれない……そう考えたんだ。
今となっては、その答えの大部分が「コネクション」だと悟り、商業的に成功するよりも
自分達が思い描く最高の芸術を目指す事の方が……ってな感じになりつつある。
だってその方が幸せだろう。俺は今、幸せだからな。

話を戻すが、フリアズ発足の当時2014年~2015年頃に何があったか。
サカナクションが新宝島で一気に知名度を上げた時だ。知ったキッカケはそこだった筈。
そうして調べて、彼らが遅咲きだった事。その理由が初期の頃はミュージックビデオとか
バンドのカラーが何かフワッとしてるからじゃね、とか考えていた。サカナクションとい
う名前は知っているけど何かマイナーなバンドが売れたという結果が、俺にとっては一つ
のモデルケースであり、微かな希望であった訳だな。
そんなサカナクションのボーカル山口一郎が最近、ようつべで配信をしていると知った。
きっかけはレコメンド経由なんだけど、切り抜きで一郎氏が鬱を発症した事、売れる迄ラ
イブの裏方(セッティングやテストバンド)をやってた事、元々業界には携わっていた事
を知りつつ、更には言語化能力が非常に高い地頭の良い人だという事が分かった。頭の良
い人、俺大好き。好きになっちゃったね。
一郎氏は魅力的だが、勿論楽曲も素晴らしい。サカナクションの曲の凄い所はセンスだ。
エフェクトの掛け方、音の左右への広げ方、特徴的な音をどこで入れるか、等。こればっ
かりは唯一無二と言えて、逆にそれが大衆に引っ掛からない部分でもあるのではないだろ
うか。言い方がちょっとアレだが、世の中のもっとシェアされてる商業的音楽ってこうい
うジャンルではないじゃん。だけど、俺はこれこそ芸術だなって思った。和音的な意味で
縦の音の重ね方なんかはフリアズよりシンプルなのに、巧みな音の配置と独創的な音の使
い方で「サカナクションと言えばこうだよね」という電子的でポップなサウンドを構築し
ている。
一郎氏が配信でも言ってたけど、小数主流派っていう考え方。俺は凄い好きだ。いくらビ
ジネスで成功しようが、真の芸術かどうかは別だもんな。それを体現していくような音楽
性だなって思った。……で、だ。

それからTHE BACK HORN。
俺はさ、何でこのバンドを今まで聞かなかったんだ。
猛烈に今、自分を恥じている。それくらい聞いた瞬間衝撃的だった。俺が今まで見てきた
聞いてきた音楽の中で(良い意味で)よくありそうなバンドサウンドだ。俺はこういうバ
ンドサウンドが大好きだ。だというのに、俺が見た沢山のアニメの中でタイアップもして
いないし、友人知人からもオススメされなかった。そんな事があるのか?
ってゆうかボーカルイケメンすぎじゃね?

これでいいんだよ。いやマジで。メタルだとかロックだとかどうでもいい。バンドだろ?
バンドだったらこうだろ?そう言いたくなるキャッチーで正統派で、奇をてらった事をし
ない。だけど楽曲によっては繊細に作り込まれている。まさに芸術。そこが凄い好きだ。

てゆうかこのミュージックビデオどこで撮ってんだよww
まぁなんというか、そういう面白さも含めて……チャンネル登録者の数を見れば、商業的
に成功しているかどうかが分かる。何様なんだという話になるが、多分俺がそうだったよ
うに、音楽は好きで聞くけど、バックホーンを知らない人は多いと思うんだ。
米津、Ado、知ってます。バンプ?ラッド?たまに聞きます。え、バックホーン?的な。

難しいよな。
思うにこの人達、あんまりメディアに出てきてないのか……?
と思って調べてみたけど、ポッキーのCMとか、コーンフロスティとかやってるわ。いや
コーンフロスティ好きだけど。聴いた事ねーぞ……。ニアミスか?ビクターが弱いのかも
しれない。

一郎氏も言ってたけど、アニソンが普及しているだけで、音楽そのもの自体はそんな大勢
に届いていないんだと思う。オンラインが発展して、作曲のハードルも下がって、音楽と
いうものが大量生産された今、最早誰かが作った音楽で飽和している構造な訳で。
その中で、アニメは人気だし、諸兄らも見る。俺も好きだ。リアルの広告でもネットでも
バチバチに宣伝される。メディア化したら関連書籍やらグッズやらの販売っていうビジネ
ススキームが出来上がっているから。(スキームっていう言葉、使いたかったんだ)
更には初音ミクなるバーチャルアイドルが誕生し、ボーカロイドとその一派が音楽コンテ
ンツを大量生産、供給バランスを崩壊させた。
そして歌姫たちは「歌ってみた」という二次創作ジャンルまでもを副次的に発生させ、崩
壊を加速させるという凶悪な一面を覗かせてくれた。それがここ、十五年くらいか。
スゲェ言い方するけど、売れないミュージシャンが増えた元凶の一翼を担っているんじゃ
ないか?(……俺みたいなドリーマー、半端な音楽家が増えただけか)

ボカロだかUTAUだか知らねーが、そこからユーチューバーやらVTuberも現れて歌ってみ
て、しかも奴らは無限に増殖中と来た。そっからのAI音楽の参戦で事態は収拾がつかなく
なっている。
話を整理するが、アニソン界を牛耳っているのはソニーだ。傘下にアニプレックス。しか
も製作やらが他の会社だったとしても流通はソニーが受け持っていたりする。
商業的にソニーが一人勝ちしていると言われれば、確かになと言える現状。そこへ、今し
がた言ったように本来バンドに集まる筈だった耳目が色々なモノに掻っ攫われた結果――

ソニー以外のミュージシャンが売れにくい構造になった、と言えば言い過ぎ……だろう。
うん、言い過ぎだな。まぁだがアニソンタイアップは現状、ソニーばかりなのは事実であ
り、あちこちのメディアでヘビロテされるのもソニー。

まぁ、売れない原因を他責し出したらキリがない。最高の音楽を作ればいいんだろ?
(とりあえずフリアズ初心者は潰瘍のミオマルクとか聞いてくれ)
音楽を見つける機会は有る。それが今回バックホーンで分かった。特に、ミュージックビ
デオは多い方が良いな。日本語の。
フリアズでまた撮るか……。

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