島村HOTLINEには初めて出たのですが、何か緩いですね。てっきり「天辺取るぞおっしゃあああああ!!!!」みたいなガチ勢のバンドやアーティストで溢れているものだと思っていましたが、そんな事は無く、そんな中でメタルをやろうものなら視聴者はどういう反応をするか、想像に難くない事だったんですかね?結論だけ述べると、超アウェイでした。やったぜッ!☆
女子高生とか居て拙者、デュフフフフフ!!!!!!!!wwwwwwwコポォ!!!!!!wwwwwwwwwww

まぁ問題は正直そこではなく、もう個人的な事バリッバリに書きますけど生演奏だと歌のピッチを外すんですね、俺。ピッチを外すっていうか、的確に言うと演奏が始まってから「あれ?Cってどんな音だっけ?(どれぐらいの高さだっけ?)」という風に、ピッチが分からなくなる(迷子になる)んですね。歌で俗に言う「チューニングが狂う」って奴ですが……音痴ではなく、相対音感も決してゴミという訳でもありません。そりゃ勿論今まで散々歌ってますから!いや、音感は良いほうでは無いな……

歌は10年以上歌ってても、バンドという爆音の中で歌うというのは正直ここ2年くらいのものです。ギターと二人で個人練に入ったら歌えるし、カラオケは勿論歌えるし、レコーディングも勿論。フリアズの音源を聞いてもらえればそれは間違い無い事かと思います。このような症状、同じ悩みを抱えてる人間が多々居るのは、Yahoo知恵袋の質問コーナーの様子などからも窺えるのですが、根本的な解決策のようなものは見つかりません。この問題は以前からメンバーには言われていたし、流石に探してます。まぁでも一旦整理してみましょう。

音痴でもないのにピッチを外す原因はこんな所か?

①高さが出ない(声帯のレベル的に)
②自分の声が聞こえてない
③音の高さを分かってない/ピッチを何となく把握してる
④周りの音を聞きすぎてる

高さが出ない
これは、例えばhiAが出せない。周りの状況に関わらず、単に高い声が出せない人。声帯の筋肉自体が未発達で、薄く声帯を伸長して高さを表現できない人、ですが……俺は出せる!出せてるぞ!たぶん同じ悩みを抱えている人達も同じの筈。演奏の中だと「ドレミファソラシドが分からなくなり、迷子になる」タイプだと思う。もし①に当てはまる場合は練習や知識を増やして、高い声を出せるようにする所からスタートですよね

自分の声が聞こえてない
まぁこれは多いですけど。昨日のHOTLINEはどういう事かイヤモニから声が返って来なくて。こうなったら片耳だけ、耳栓代わりにイヤフォンを入れてた方が、自分の体の中から聞こえてくる音を頼りにしやすい!と思って(そういう時はあった。それを狙ってイヤープラグを使っていた、昔)……、
バカですね、スピーカーの返しだけ聞いてればもうちょっとマシになってただろうに。自分の愚かさにウンザリですよ。頭が痛い。(終わった後に酒飲んでたのもあるケド)
この場合はやっぱ、返しを大きく出来るならするし、イヤモニに返すなら返すし。で解決。他の奏者に音量を下げてもらうっていうのはアリだけど、ライブではちゃんと自分のモニター環境が整えられてる筈だから、ライブでピッチが狂うっていうのは(音量が整ってて自分の声が聞こえてて狂うっていうのは)そもそもオカシイんですよ、俺。ああぁぁあ!!!!
だから②じゃないんす。根底にある問題というのは。

音の高さを分かってない/ピッチを何となく把握してる
こういう人は居ると思う。何となく原曲を把握してて、ピッチを確認してない人。でたぶん俺も少なからずある。それだったらピアノで音を一音ずつ確認して、歌って、曲を自分にフィットさせていけばいい。
でも、これもまぁやってる。ハミングでもアカペラでも、一応歌えてる。

俺の場合、演奏が始まると、あの大音量の中で「C」つまり「基盤となる音」が分からなくなるんですね……。
例えばCの音で「ド~♪」と一音だけ貰えれば、そこから曲のメロディは思い出せます。Cの単音を貰って、EやGなどを表現=歌う事はできます。それが出来ない場合は相対音感が不足してるんだろうけども。(エイベックスのボイトレなんかはそういう練習方法があるらしい)

じゃあどうすれば良いか。音程を記憶すればいいのかなと、ふと思いました。ようは例えばD#から始まる曲の場合、演奏が始まる前にD#の音を確認してみるんですね。D#の音を聞いて、相対音感があるならF#もA#も、歌のピッチを把握できる筈ですから。次のリハから実践してみたい。
※思えばバンドのライブの場合、自分らの演奏の直前まで違うバンドさん方が、自分らとは違うピッチの演奏をしているから、練習で記憶してきた自分の曲のピッチが思い出しづらくなるんじゃないかな、と思いました。音程を記憶してきても、だから迷子になるんじゃないかなぁ。

周りの音を聞きすぎてる
よく学校の授業や音楽教室でピッチがずれてると「オケをちゃんと聞いて!!」という台詞を吐く先生の姿を容易に想像できる。まぁそういう静かな環境の場合だと、オケを聞いてもピッチが取れない人が歌ってる気がするので、善良な指導としては相対音感をトレーニングさせてから、オケを聞いてもピッチが取れるようにするのが良いと思いました。こういうペーパードライバーみたいな先生は居ました。しかも実際に自分で歌えてねえ。(俺か!?)今から10年くらい前ですね。

でも逆に、周りの音を聞きすぎてもダメっていう意見も見かけるんですよ。
音量で言うとドラムが一番でかくて、それがまず耳を通して頭にいっぱい入り込んでくる。色んな楽器の色んな倍音もいっぱい入って来る。
俺の場合、音源のミックスも自分でやる今、仕事で請け負ったり委託販売の審査があったりで小さなクリックノイズの除去に耳を研ぎ澄ませたりするのが日常的になってると、「色んな音をこぼさず聞かなきゃ」みたいになってるのでしょうか。聞かなくてもいい音まで過剰に聞きすぎてるかな、とも思いました。

まとめると、自分の声が聞こえる状態で、ドレミファが分かった状態で、且つ自分の声に集中できれば大丈夫なんですかね。まぁでも、確かにそれが揃ったカラオケでは、自己表現もアドリブも、色々出来ている人間です。その状態にバンドでもしなければ……。

余談ですが小生の浅薄な知識を披露するとビートルズの人達は一切自分の声が聞こえない状態で、奇麗にコーラスを歌ってのけていたらしい。そんなん化け物ですよ。今の時代、有名なメタルボーカルの先輩方、御方々だって歌えなくて散々悩んで、イヤモニという文明の利器を使用しているぐらいですから、今の時代そこまでの技能っていうのは必要ないと思うんですよね、個人的には。
「自分の声が全く聞こえない状態でも歌えなきゃダメだよ」ってこの前とあるシンガーの先輩に言われたんですが、マジっすか……うーん。まぁそれ程のレベルがあれば間違いなく国内トップでしょうけど、求められてないのでは?とも思います。現に第一線のアーティストが口パクだったり、ライブDVDなのにトラックを後録りしていたり。噂の域は出ませんがあのマイケルジャクソンもピッチ補正しなければ聞けないぐらい酷かったらしいですからね。まぁ流石のビッグネームですから、もしかしたら初期だけだったのかもしれませんけど。

歌の下手なヤツはいつまで経っても下手糞、という言葉を見かけた事があります。上達しないって事はやり方が間違ってるんですよね。色々ああだこうだやってるのに悉く失敗に終わってるのを顧みると、もしかしたら呪われてるんじゃないかって思ってしまいます。でも楽しさは絶対に、薄れてきてるとしても絶対に忘れてしまわないように今後も邁進して行きたい。

不甲斐ないですね。切り札を出したのに一発ブン殴られて終わったワンピースのドン・クリークぐらい不甲斐ない。キャプテン・クロでもいいです。なんでもいい。(ネタが古い)

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