こんにちは。今回記事を書くにあたって、注意事項というか注意喚起をしておきたい。後半、エグめの下ネタを投球する予定なので、そういった内容が苦手な人はご注意願いたい。例えるなら、蒙古タンメンの注意書き。「辛いのが苦手な方はご注意ください」って書いてあるけど、食ってみたら「え、俺辛いの好きだけどコレ食えねえんだけど?なにコレ?」くらいのレベルだと思ってもらえれば。もうね、そこから先は海千山千の覇者のみが辿り着ける領域、ワンピースで言ったらとりあえず“偉大なる航路”後半以降なんで、気をつけてください。

です。

えっと、まずは告知です。HPの各メニューを弄りました。どう変わったかと言うと、
・VIDEO, MUSIC, GALLERYを【MEDIA】として統合しました
・WORKS(経歴)をメニュー【ABOUT】内に移動しました
・メニュー【GOODS】を追加しました
・ALBUMを【DISCOGRAPHY】に変更しました

それから、YouTubeにライブの動画を載せました。前回のライブで、6ft.downのryoさんに撮影して貰った動画ですね。

Twitterからでも少し見れます。あとHPのVIDEO / MUSICからも動画の全編が見れるようになってます。

んで……告知は終了。ライブハウスでバンドを見てきた話っす。

昨日、吉祥寺クレッシェンドにお邪魔してたのね。その日はバンドが4つ出演してて、その中の一つ、シンフォニック嬢メタル(と勝手に呼称するが…)の先輩バンドAncient Mythを見に、お邪魔してました。エンシェント先輩はベテランバンドで、海外でも勿論人気でね。以前ライブを見た事があったので、今回は二回目の観戦という事になる。
バンドが有名になって行くには色んな要素が必要だ、とは自明の理だと思う。幾つか書き出してみるとビジュアル、演奏力、人気、知名度、個人のネームバリュー、楽曲の良さ、コネ、個性……こんな所だろうか。ザックリだけど。Ancient Mythを見て、聞いてみて、やっぱり思ったけど「全部あった」ね。話も聞いた事があるのでコネクションもあるらしいのだが。全て持っていたから有名になれたんだなぁ、と得心した。
……それに比べ、フリアズはどうだろうか?ライブハウスの入口付近で「おしっこを飲んだ事があるか否か」というトークで、自らの見解を雄弁に語っているだけではないか?
しょっぱいなんてレベルじゃないぞ!? あれは海水……母なる海だ!!」、「――そう考えると、人間の中の塩分って凄いよなぁ」とか。
――こいつら何言ってんの? とうとう生命の神秘について言及しだしたぞ? みたいな。傍から見れば「人間は小便について、これ程までにアツく語れるものなのか?」という問いが沸々と湧いてくるのだろうが……、そもそも酒が入ってたし、
いや、だってさ! 小水についてアツく語れる人間と久しぶりに出会ったんだもの! そう、前回会ったのは二十歳の頃、“にぃに”っていうあだ名のブッ飛んだ奴が居て、そいつと居酒屋でアツく語り合った覚えがある。ボテ腹と腹ボコの違いについて、触手というジャンルの良さについて、初めての性の目覚めについて、……それから多くの人間がタブーとする禁断の領域、“スカトロジー”についてなァ! おぉ……ッ! 選ばれし者よ!!
まぁ自論を言わせてもらうけど、あれは海水だ。少年サンデーの国民的漫画作品になぞらえると「ペロッ……これは青酸カリ!?」なんてもんじゃない。
ペロッ、あんぎゃああぁあぁぁあああ!!??」っていうレベル。スゲェしょっぱい。

ヤベェ、話が脱線したが、そう見てきたんだよね。エンシェントさんは勝ち取ってきた栄光(というか、経歴というか)もあるし、俺が口に出せる事はもう無い。堂々たる貫禄を見せてもらった。ああなりたいものだ。
んで、その後、吉祥寺を中心とするインディーズメタル界隈で、さながら1940年代のナチスドイツのフランス侵攻のような破竹の勢いを見せるガールズバンド、絶対倶楽部を見てきた。もうね、どうせ……こんな、個人的なブログの末端まで目を通してないでしょうから言いますけど、「ハン、またアイドル被れが出てきたか……」、「フッ、くだらぬ……このオレが敬愛するのは二次元の女性のみッ!笑止!!」とか思ってました。――ライブを見るまではね。
見て分かった。このバンドも「持っている」。Dの意志を……ッ!!そう、先ほど言った通り、ビジュアルや演奏力、バンドが有名になっていく上で必要なものを、だ。演奏が始まる前まで、泰然と仁王立ちしていた俺だが、始まってふと気付くと「なに……ッ!? 足が、か、勝手に、リズムを取り始めているだと……ッ!?

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ! 階段を登っていたと思ったら、いつの間にか降りていた。何を言っているのかわからねーと思うが、、、みたいな。いや、そこまでは言わないけどさwwww
ようは乗らされていた。俺の好きなアニソンっぽさがあるんだよね。危なかったぜ、もう少しで“ゼックラおじさん”と呼ばれる彼らと同じように最前列でサイリウムを振り回していたかもしれない。演奏も上手いし、ステージングも練られている、曲も良い。そ、そそそれにギターソロの時にギターの女の子のおっぱいが揺れ
ガールズバンド、ガールズメタルのブームに後押しされ、問題が起きなければ(問題が起きなければ、だけど)早ければ来年までに大きなステージへと移り、零細ではない大きな事務所から声が掛かる事だろう。
逆に、だ。例えばではあるが、メンバー脱退や事故、そういったイレギュラーを除いて、このレベルでデビュー出来ないのだとしたら……この、いや「あの」界隈に未来は無い。

さて、ここらで止めておくとしよう。ライバルは少ない方がいい。フ……フン! 敵に塩を送るのもこれくらいにしておいてやろう!!
んまぁ、最後に一つ言うと、ジャンルが違いますよね。ゼックラはメタルだけど、何というか日本という市場で、ガールズバンドがやるにあたって丁度良い具合のメタルなんですね。それこそアニソンっぽさ、聞きやすさがあるというか。これで本格的になっちゃってたら、今のようには行かないかもしれない。ゴリッゴリくらいじゃダメなんだ。逆にあのメンバーでFleshgod Apocalypseばりの超人的サウンドだったら、またそれはそれで人気が出るだろうけど。
フリアズは、と言えば日本市場よりは海外っぽさがあるんですね。そりゃ、そうだもの。俺たち海外のメタル凄い好きで、そういう音楽がやりたいんだもの。
だから、というワケじゃないけど。日本のガールズメタルはなんか性に合わないとか、BABYMETALとかよりは海外勢が好きだとか、あとはやっぱりソナタ・アークティカやストラトヴァリウス、キャメロットが好きな人なんかは俺たちの事も応援してほしい。
ええ、最後にこじ付けましたが、Twitterでフォローしたり、音源を聞いてみて「いいかも」と思ったらイイネ!ボタンを押したり。ご友人に
「海外のメロスピ、メロパワはカッコイイの多いよなぁ。日本だとガルネリがトップかな。あとはAzraelやBalflare、Skywings、Jupiter、Valthus、摩天楼オペラ辺りかな」
「他には?」
「吉祥寺界隈だとCellebellar rondo、Baskerville、Undhifeatとかも有名だな……。同人も含めるとIron Attackとかアンキモとかドラゴンガーディアンとか?」
「ふーん、ベテランが多いね。新しい世代は無いんだね……」
「いや、そんな事はないぞ。ちょっと特殊な立ち位置だけどFree as birdsなんてバンドもある」
みたいに、ちょっと話してみたりね。

応援してほしい、なんて大層な言い方したけど、結局の所はリスナーやファンを惹き付ける要因があってこそのアクションですからね。良いと思ったら、そう、良いなと思ったら海外のメタルバンドと同じように、扱って欲しい。

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