不動産屋に行ってきた。
以前から言っている通り、引っ越しを検討していてね。

○○ステーションっていう多摩、神奈川周辺の物件を扱ってる業者で、Googleの評価がすこぶる低い
のが行く前から気になっていたのだが……今日は自称ミュージシャン(無職)が物件探しで重視した
ポイントを踏まえつつ、要点と感想を述べていきたい。

まず引っ越しにあたって俺が決めていた事はコレだ。

・賃料4万円以下(管理費込)

・駅から徒歩10分以内

・エアコン、洗濯機置き場あり

・一階もしくは最上階(上階はエレベーター必須)

・インターネット対応もしくは完備

・クローゼットあり

・RC構造

等がある。
他にも角部屋だと尚良しとか近所にスーパーがあると嬉しいとか、美人女子大生、人妻、家出少女、
幼馴染みが居たら隣の部屋にきなさい!というハルヒ顔負けのラインナップに戦慄している読者も
居らっしゃる事だろうが、置いてけぼりにして先へ行かせていただく。

細かい条件はあれどそれらは二の次で、一番重要なのが最後の「RC構造」、つまり鉄筋コンクリー
に絞っていた。
建物の構造的に鉄筋コンクリート(RC、SRC)が一番防音性能が高い。次に鉄骨、木造という順にな
る。そう、防音面を気にしていたのよ。

……まぁマンションの間取りとかによってはそれでも壁が薄い所はあるようだが。賃貸だって家の中
でデケェ声が出したいもん。実家の防音室には概ね満足しているけど、新天地でも歌える環境を作り
たいんだもん。(蛇足だが、防音物件は家賃4万円じゃ到底ムリ)
夢見る俺はそんなわけで上記の素敵な物件を探していた。……で、見つけた。

全面コンクリート打ちっぱなしというデザイナーズマンションで、駅徒歩1分。勿論デメリットは承
知している。四方八方をコンクリに囲まれた重厚な部屋は外気の影響を受けやすい。だけど、デケェ
声を出すならここだ、と。俺の出す放屁は勿論、一切のサウンドを掻き消してくれる、と。
しかし冒頭の仲介業者に電話した所「こちらは掲載が終了してます」、との事。……なるほど?

募集が終了した物件を掲載すな!とか「ぬか喜びさせやがって!」とか思いつつ、Googleレビュー
の低評価も相まって不信感が募っていった。が、「一度弊社にお越しください」と言われたもんで
先日行ってきたわけ。

──という所までが前置きだ。ついて来てる?

正直言う。期待してなかったのよ。(バチクソに悪口を書かれていたから)
そしたら(担当者にもよるんだろうけど)凄い丁寧な女の人が対応してくれてさ。
歳は俺とそんなに変わらないんだろうけど。可愛い女性が担当で、内見に行くっつって狭い車内で二
人きりになり、一つ屋根の下で同じ時を過ごし、ド変態に空気を吸われている事にも気付かず終始
立派に仕事に従事してましたよ!

だって考えてみ?得体の知れない男を車に乗せて、一人で運転して連れていくのよ?俺なんか、コナ
ンだったらシルエットになってるようなヤツですよ!
そんな要注意人物を一人で案内するのは怖いよな、と。それに俺からしたらこんなにエッッ!なサー
ビスが付いていいものかと、申し訳なさでいっぱいでしたね!

結論から言って、既婚者でした。ああ、間違えた。懇切丁寧に接してくれたし、説明もしっかりして
いました。
確かに小さいミス(例えば作成した見積書に誤字があるとか)はあったけど、別に指摘する程の事で
はないと俺は思う。
お忙しい中、そして恐らく高給ではないであろうにも関わらず、紹介から内見まで一生懸命にやって
いただきありがとうございました。
今後、契約内容に間違いがなければ……Googleのレビューも当てにならんという事が立証されるわけ
だ。後日談は追って、ブログの方で紹介する予定。

まぁ、スゲェ家賃が安いのが気になる。ともあれ、以前みたいに防音室を自作して歌える環境なら
ば、最高だ。割高な防音物件に住む必要性はないと人々に説くべく、そして方法を流布すべく……
また今度ブログで紹介していきたい。


で、本題。
「今日、涼しいね」ぐらいのノリで千数百字書いてしまったが、ここまでが起承転結の「起」だ。
この後「承転結」の部分を一気に数行で終わらせて、今回は終了です。

えーと、配信ライブを唐突に行いました。何で宣伝しなかったのかって?
出来るか分からなかったんですよ。配信機材に力を入れ過ぎて。

マイクをそれぞれ立てて収音するという、簡易ライブハウスばりのセッティングで。
スタジオのミキサーを通しつつ、オーディオインターフェイスに音をまとめて、DAWで軽くミック
スするっていう。かなり大掛かりだった。
残念ながらwavesプラグインまでは入ってないんだけど。カメラも2台っていう……

まぁ、その結果は……YouTubeで。(演奏は15:44ぐらいから)

アーカイブで見る人は音量を上げて聞いてもらって、最後は元に戻すのを忘れないように
(音量が小さかったな……)
思ったより音質は良くて及第点だろうか……?見て下さった方、感謝です。


以下、蛇足。

俺の個人的な考えを晒す。フリアズでやる、配信ライブについて思っている事だ。
長文だし、人によっては不快に思う人も居るだろうから、気になる人だけ読んでみてほしい。
ライブハウスで生演奏するのもいいけど、フリアズは配信メインでいいんじゃないかと感じている。
勿論、響きや臨場感はリアルのライブ演奏とは全く違うけど。

俺がライブハウスでライブをやりたがらない理由が(半分は)ワガママでさ。エラーヒューマンの
通り名で知られる俺は色んな事が気に食わなくてね……。
ライブをやると金がかかる。参加費、ノルマ、その他諸々。これはいい。
それから荷物が多い。それは……千二百歩くらい譲ってOKとして。

日本の売れてないバンドは、大体ブッキングライブ(バンドが数組集まって、一日、出演順ごとに演
奏していくイベント)になるんだけど。

企画に合わせる形になるから、朝早く出たり、帰りが遅くなったり。
前のバンドの演奏が早く終わってしまいこちらの準備が整っていなかったり、逆に俺らの出番になっ
てもまだ演奏していたり……。
よし歌うぞ!っていうタイミングで歌えないのよ。

それにリハーサルや転換(出演バンドの入れ替え)が慌ただしいのもすげぇイヤ。楽屋でウォーミン
グアップするのもイヤ。
セッティングと片付けに関しては「持ち込みのマイクとキーボードをセットして、あとMTRとイヤ
モニと、あと何だっけ、あわわわ……」みたいな。本番が終わった後は、荷量がハンパないのに急い
でステージから出なきゃいけない。常に時間に追われているのがイヤ。
楽屋に関してはちゃんとした楽屋があればまだマシな方だし。
俺はリハーサルで声を出したくない(体力や声帯を摩耗する)んだけど。「リハは歌いません」って
現場のスタッフさんに伝えると「え?歌わないの?」みたいな空気になるし、見てる対バンとかから
の視線とか気まずいし。
毎回書かされるサウンドや照明の要望の紙とか。……演出に拘りはないし、サウンドのイメージは
言葉足らずで伝わらない事もままある。現場は爆音が響き、大きな声で喋ったり話したりするうちに
声帯が死んでいく。

こんな事を言っていると「お前!その程度の覚悟ならバンドなんかやめちまえ!」と言われるでしょ
う。うるせぇ!! うん……まぁ、ね。
専任だったらいいけど、他に準備するものが無数にあると、自分のパートに集中できないじゃん。
それが不確定要素の多いニンゲンっていうボディで出来た楽器なら猶更大切なわけで。
モチベーションってのは想像以上に重要で、ハムスターばりのメンタルでギリギリ世の中生きている
ような俺みたいな奴等も居るんだよ!そんな奴でも歌いたい!不細工でも恋がしたいし、恥ずかし
がり屋でも前に出たい!コミュ障だってアイドルになりたい!……いいじゃないか!下手糞でも歌い
たいんだ!!

ようは自分のペースでやりたくて。だけど演奏を聞いて貰う機会は欲しい。
そういう場合、自分達で配信ライブをやるっていうのは、すごい理に適っていると思うんだよね。

「そんだけお膳立てして、あのレベルの歌かい!」って方、はい。すみません。
でも今回マイクをミキサーに通してないのよ。どういう事かと言うと、スピーカーからもモニターか
らも自分の声が聞こえてない状態
。耳栓は装着してるから薄らとは聞こえるけど。
……これで歌うのは、例えプロでもキツイよ。(だからイヤモニというものが流通しているわけだ)

1年に1回ペースで配信をしているので、次回は来年かな。

ちなみに↑の動画は一年前
テストという題目だから許されるのかどうか分からないが、映像は乱れるわ音は飛ぶわで……
課題に満ち溢れた素晴らしいクオリティでした。

高評価は同情した誰かが哀れに思って付けてくれたに違いない!可哀そうな感じになっちゃってるじ
ゃねぇか!

お次は音量も上げて来るし、モニター問題も解決したい。それにたくさん演奏したいね。

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