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ルーティング大全

オッス!オラ――――、
事件や災害が起きると、無神経に発言するのは控えた方がいいんじゃねぇか、とはいつも思う。
でもよ、オラが力になれる事はすっけど、出来ねえ事は出来ねえ。
義侠心が無いってワケではなくって、萎縮したこの世界で怯えながら過ごすよりは失敗は覚悟で平常運転した方がいいんじゃねぇかって思ったんだ。
と言うわけで、普段通りにやんぞ。――ロイドです、こんばんは。

歌を歌い始めて10年以上。レコーディング、ソロ活動、バンド……
流石にそろそろ「生意気な事を書いてもいんじゃね?」と少しばかり思うワケですよ。
いや、そりゃあ「下手糞」とか「まだ素人に毛が生えた程度だろ」とか、思う人は居るかもしれない。
だけど、経験として得た確証と結果があって、それを悩んでいる同業や初心者が知った結果、あっさり解決するかもしれない。
俺がしてきた苦労はせずに、ラクに進めるかもしれない。だったら、書くぐらいイイんじゃないかと。ましてや自らのブログなんだし。

と言うわけで、今回俺が長年悩んでいた歌のルーティングに関して、みっちりと書き綴っていきたいと思います。
……分かっている、すげぇ文章長ぇんだ。だから「悩んでいる人、興味がある人だけどうぞ」と、至極当然のことを言わせていただく。
名づけてルーティング大全。

※ちなみに前回の記事
歌のルーティング

この前は喉の調子良かった(うまく歌えた)のに、今日は全然ダメだわ

いつもは高い声が出るけど、この前は出なかった(出にくかった)んだよね。でも今日歌ったら大丈夫だった

コンディションに注意して、前回と全く同じように一日過ごしたのに、喉の調子ヘンだった。何でさ?

等など。ボーカリスト、シンガーは歌のクオリティが日によってコンディションに左右されてしまうと思う。
そんな時、その原因が分かっているのなら、このブログは読まなくて全然良い。さっきも言ったけど。
少年サンデーの乳首描写に関する考察」とか、「深夜アニメに登場する美少女キャラの服装に欲情して自らのフェティシズムを延々と語り続ける回」とか、読んでてください。後はアレ、町田市のオススメのラーメンとか。

最初に言っておくけど、今から書くのはあくまで俺の場合。人によって変わってくるし、必要ない人も居るだろうね。
では早速行こう。まずは前日の過ごし方から。
そう、戦いは既に始まっているのだよ。どんなに慎重に朝起きてから喉に気を配っていたとしても、既に戦いは終了している可能性はあるって事だ。
簡単な例で言えば、前日にボロボロになるまで疲労していたり、酒を飲みまくって酒場で格闘ドンジャラホイ!をしていたり。
そんな事をしたら影響が出るのは明らかじゃん。
それと同様に、前日に一日何もせず、家でパソコンをずっとやっていたり、喉を使ってあげなかったりすると、翌日に影響が出るんだよね。
そう、当日のコンディションを極めるには、前日から始めなければならない。ガルネリの小野さんなんかは一週間前から気をつけるらしいけど。俺は一先ず1日前から。
それで、どうするか。


ルーティング①【前日にバイトをする】

酷使はダメだけど、軽く疲れる程度に体を使ってあげる。特に「喉を」だ。声を出す。喋る。歌わなくてもいいから、「いらっしゃいませ」を言い続ける。
バイトがない場合は、前日に歌うこと。磨耗しない程度に割と歌い込んでいいと思う。


ルーティング② 【起床と、軽い慣らし】

夜は寝よう。ようやく当日のルーティングに入る。「睡眠時間はたっぷり取っていい」とよく言われるけど、ようは起きた時に体の調子が良い時間、寝ればいい。
前日に疲れてなければ6時間でも大丈夫だろうし、結構体力を使った意識があるなら10時間以上寝ても問題ない。(経験上)
どちらかと言うと、ルーティングに大事なのは「起床時刻」だ。起床してから声帯も(筋肉なので)徐々に起き始める。
人によって異なり2時間~5時間で起きると言われてるけど、これは前日に喋った量、起きてから喋った量に関係していると俺は思う。
起きてからずっと無言だと、5時間でも喉は起きない。
目安として、閉鎖感が強めのヘッドボイスを出した時、ジリジリする。換声点付近が出しづらい。これは起きてないね。
起きてから日常会話程度を人と話すとして、最低5時間は欲しい。できれば6時間~7時間。俺は最近歌う7時間前に起床するようにしてる。
補足として、一人暮らしで「起きても誰とも話さないけど、どうしたらいい?」という人。オススメはお笑い番組です。YouTubeで少し見てから出掛けましょう。
※笑う結果声帯が温まる。「ハ(HA)」と発声するのはアイソメトリック効果があって、最適らしいね。

あともう一個、起床から時間が経ちすぎると、今度は声帯が疲労してくる。(ガサガサ、バリバリといった感覚)
その場合、ミドルボイスは出しやすくなるんだけど、ヘッドボイスが出にくくなる事が(経験上)ある。
なので「ライブハウスが遠くで、朝早くに出発しなければならない」という時、具体的に歌う10時間前に出発せざるを得なかった時、
俺は電車で仮眠を取った。仮眠すると声帯の調子がまた変化する(大まかに、声帯が冷める)ので注意。

あと余談だけど、喉のコンディションを整えても、ピッチを外すのは別問題だよね。
なので、朝出発する前に、柔らかい裏声で音程の復習をしとくといい。例えばCの音を鍵盤で鳴らし、Gの音を出してみる。
※歌のチューニングを合わせておくって事。日によって、自分の思うピッチと実際のピッチがズレていたりするので、確認しておくと良いと思う。
あとは道中、音源をイヤホンで聞きながら向かうとか。
蛇足かもしれないけど、「声が出しづらい」のではなく「歌いづらい」という時。喉の調子は悪くないんだと思う。
原因は環境だろうね。返しが聞こえづらい、精神的に歌いやすい状況じゃない、とか。それは今回、ルーティングという趣旨から外れるので割愛します。


ルーティング③ 【食事と、そのタイミング】

①と②はかなり重要。それから後述だけど④も要訣だったりする。今から書く部分は、根幹には影響を及ぼさない。
ぶっちゃけ本当に喉の調子が良い場合、これらを無視しても結構歌えたりする。だけど……知っておいた方がいいと思う。
えっと、食事の注意です。何を食べるべきか、避けるべきか。そういう項目ですな。当たり前の所もあるけど、列挙していく。

まず摂取しておきたいもの。ビタミン・蛋白質・炭水化物・カフェイン・油・水分

避けたいもの。砂糖(あからさまな糖分)・緑茶・熱い物

酒は少量なら筋肉が弛緩するので悪くはないと思ってる。ラーメンを食べる人も居る。で、俺も悪くないと思う。上記の項目も結構含まれているし。
ただ、腹が膨れるのと、俺が胃腸弱くて不調になる可能性があるのと、スープが熱くて声帯に影響が出るので、俺はちょっと避けてる。
(ただ、温めるのは良い事だし、冷ますのにフーフーするのがドッグブレスの役割を果たしている可能性があるので…やはり良いのかもしれない。それにB’zの稲葉さんは熱そうなハーブティーとか飲んでるんだよなぁ…。温度加減はありそうだが、えっと……割愛!)

逆に冷たい物は……避けるのが定石と言われている。(ボイストレーナー然り、小野さん然り)
何でかって、冷たい物が通ると、喉の筋肉が収縮しちゃうのよね。結果、筋肉の自由度が失われるという原理なんだけど……。
冷たいと意識が覚醒するので、気力的な面では良いのでは?と思ってる。常温が良いと言われてる水だけど、うーん、声帯の調子が良ければ冷たくても全然関係ない印象かなぁ。(キンキンに冷やすのは駄目だろうけど)

で、だ。簡潔に述べると、ようは「体に良い物、優しい物を食べ、体に悪そうな物は避ける」なんだよね。
今書いているのは経験によるものもあるけど、スティーヴン・タイラーのトレーナー、マーク・バクスターという人が書いた著書や、インディーズやメジャー問わず色々な歌手と話をして得た知識がたくさん混ざっているので、是非参考にしてほしい。
それから当たり前だけど、この項目は前日にも適用するべき。体に影響が出るのだから、なるべく避けるべきである。
生活習慣の結果、スタミナに影響が出る。普段から体に悪いものを食べ続けていれば、体力も落ちるだろう。だから一週間前から気をつける人が居たり、ライブ前になるとササミばかり食べるようになる人が居るんだろうね。

既に冗長になっている気がするが、軽く説明する。ビタミンはまぁ…半分気休めだったりするんだが、体の維持に必要な物質で、他の栄養素を機能させる為の役割がある。
これが無いと人体の維持がうまく出来なくなり、弱ったり病気になったりする。ビタミンが歌に直接影響するワケじゃないけど、健康維持の為に(毎日)摂りたい。
俺はマルチビタミン剤を摂取してて、ここ数年殆ど風邪を引かないからね。(健康に気を付けてない以前は、年に2~4回引いてた)
説得力あるし、風邪引くと歌えないから歌わない日にも摂るようにしてます。

それから蛋白質、炭水化物。「歌う事はスポーツだ」ってのは通説だと思う。声帯や、歌うのに使う部分は筋肉が多いから、その為に摂る。
A.B.C-Zの塚ちゃんが言っていた言葉を引用すると「炭水化物は動くのに必要」って事だ。歌いながら踊るようなハードな人達は、自己管理のプロでもあるんだろうな。

で、喉には油分がある。緑茶を飲むと流されてしまうと言われてる。確かに緑茶を飲んでから歌うと、ジリジリする。逆に、オリーブオイルなんかを舐め回した日は
調子が良かったりする。大仰には摂取しなくていいと思うけど、やっぱ必要なんだと思う。で、水分は当たり前だがマスト。目安として、トイレに行きたくなるくらい飲んでおくと大丈夫っぽい。

砂糖が駄目って言ってるのは、糖分の分解にエネルギーを使うから。結果、バテやすくなる。で、糖分自体は他の食物から摂れるから、甘い物とかをわざわざ食べるのはナンセンスだって事だな。ただ……調子が良い時はちょっとクッキーを食べたからって、大した影響は感じないんだよね。だから多少は問題ないと思う。エネルギーにはなるし。本番直前はNGだろうけど。

……ここまで読んで思うのは「じゃあ、具体的に何を食えばいいのよ?」だろう。
俺のオススメは……朝食は割りと何でも食べる。炭水化物メインかな。
で、歌うのが夜なら、昼は軽く食べても良いと思う。
まぁザックリと、パンとかご飯を食うって事だ。後はサラダとか納豆。で、要訣は次の二つ……カレーパンオロナミンCだ。
この二つを、歌う1時間前に食べる。
イチローも、TKOの木下さんもやってるけど……俺も色々試した中で一番しっくり来るのがカレーだった。なんか調子が良いのよ。
スパイスの効能に関しては勝手に調べてほしい。いや、なんか元気になるのよ、本当。
前述の油分、炭水化物……その辺も考慮されてるのでオススメ。オロナミンCはカフェインとハチミツ、ローヤルゼリー(とあと水分)が目的です。「効かない」って意見はあるだろう。俺も別に、これに頼っている訳ではない。ただ、製薬会社が「一定の効能がある」と判断して販売している製品が、何の効果も無いとは思い難い。ポカリスウェット、カロリーメイト然りね。安価で手に入るし、俺みたいにカフェインに弱い人間はこれくらいが丁度良い。
前に、ハチミツのボトルを持ち歩いているボーカリストが対バンで居たんだけど……さておき、そういった「元気成分」が出るのならば、他でも代用可能かね。

食べるタイミングも大事だ。俺は1時間前です。小野さんは著書で「2時間前がベスト」って言ってたね。人によっては歌う前は腹に入れない人も居る。
何故意見が分かれるかって言うと、消化液と胃腸の様子、あと何を食ったか、だろうな。
カレーパンとオロナミンCだけ、なら1時間前に食うのが今はベストだと感じてます。


ルーティング④ 【ウォーミングアップ】

主眼はこの項目だろう。裏サンデーの「ダンベル何キロ持てる?」でも解説されてたが、その辺も踏まえて記述する。
ウォームアップ次第では、前日や当日の不調を(ある程度)ひっくり返せると思っていい。面倒なので以降「ウォームアップ=WU」と略させてもらおう。
WUに時間を掛けられるなら絶対かける。で、焦らない。機材のセッティングで時間が無かったりするけど、何とか折り合いをつけて、専念する時間を用意したい。

それと、重要な事を一つ。歌う前に疲れさせない事! WUのやり過ぎもそうだが、例えば遅刻しそうで走ってきたとか、重い機材を運んできたとか、その後にすぐ歌唱もしくはWUとなると「あれ…調子が出ない。何だか高音も出ないし、スタミナも死んでる」となる。
そう、バテちゃってるのよ。これを回避するために、「重い物を運ぶなら、余裕をもって運んでおく」、「ゆっくりと出発し、遅刻しないよう早めに到着しておく」
という事態に持って行きたい。人によって回復にどれだけ時間が必要かは分からないが、WUを開始する40分前にはフリーの時間になって欲しい。俺みたいにヒョロヒョロの人は特に。

で、ここでも注意なのだが、そのフリータイムで寝ない事。それから、椅子に深く座ったりしない。経験上なのだが、ダラリとしていると、起床してから徐々に温まっていった体が、休息モードに入り始めてしまうんだよね。そうすると、ルーティングがパーになる。一旦休むとフルスロットルに戻るまでにまた時間を要してしまうので、歌う前は暫く立っているのがベストっぽい。座ってていざWUへ……!と立ち上がると、腰から下に力が入りにくくなっていると思う。
「どっこいしょ」って言ってしまうのも納得ってもんだ。なので、休息状態に陥らず、ニュートラルのスタミナを維持する為にも、気をつけたい。
背もたれに預けず、浅く座ってるとまだマシかな。そういや家入レオも「歌う前は眠くても絶対寝ない」って言ってたっけ。

ここまで書いてようやく本項に入る。WUでやる事は大別して二つ。ストレッチと、発声
ストレッチでは屈伸・開脚・アキレス腱・股割・前屈&後屈・脇腹を伸ばす・腿上げ・首回す・肩回す・腕回す・ジャンプ
それから表情筋をほぐす・舌をベッと出す・喉頭を下げる等。
人によっては「その動きは寧ろやらない方がいい」という意見もある。
なので……「ほぐす事」と「筋肉を温める事」に注意して、息が上がらない程度で、1~3分でいい。軽くやってみるのがいい。
ポイントは、胸郭や腹筋・背筋の柔軟性を上げる事だ。歌唱に使う喉の筋肉と上半身をウォームアップするという事だ。準備運動が必要なのはスポーツと同じ。

次に実際に発声。人によって大きく変わる項目だと思う。TNT、B’z、LOUDNESS……ハイトーン系で共通する点は
柔らかい裏声で慣らすリップロール&タンロールだろう。これを人によっては「数十分から1時間くらい」やるらしい。
車の中とかトイレとか楽屋とか……まぁ場所はさておき、この時間の違いは…バクスターさんによると
「短いステージの時は、たくさんWUする」
「長いステージの時は軽くWUを済ませ、歌唱中に徐々に練り上げていく」
らしい。まぁ理に適っているな、と。
結局(特筆してハイトーンは)人が歌える時間なんて限られてるのよ。そこは大きくは変えられないからなぁ。
バンドのリハーサルなんか悠長な時間は無いと思う。裏声やリップロールは効果的(声帯に負荷が掛かりにくいのと、息の流れがキレイに声帯を通過してないと
リップロールは出来ないからその辺の確認もできるし、筋肉のリラックス効果もある)だけど、どれくらいやるかは臨機応変に決めるしかないね。

で、俺の場合だけど、裏声と地声を行ったり来たりするのと、上記のロール。ボーカルフライ……
あっ、今更だけど分からない単語があったら自分で調べてみてください。一応言うと「ピッチを出さずに声帯を震わせる」貞子みたいなのがボーカルフライです。
――をやります。あとは、温まってない時はちょっとドッグブレスを追加。十秒くらい?
起床してから体がちゃんと起きてればそこまでやらなくても大丈夫な感じ。
その後、WUの時間短縮の為、実践的な意味合いで「ピッチが高すぎないけど、高音もちょっと出てくる曲」を1曲~2曲歌います。
具体的に、どんな曲か。俺(バリトン辺りの人間だと思う。換声点が基本的にはmid2E~hiA辺り)の場合は、KamelotのDon’t you cryという曲を歌います。
WUではどんな声が出ても、失敗しても気にしてはいけません。……受け売りだけど。
周りのバンドメンバーにからかわれても、めげません。サビに入って周りで「ドンチュ~クラ~~」という揶揄が聞こえても、集中します。
時間が許すのであれば、単音とかで「アー」ってやって、換声点付近なんかも重点的に発声して、仕上げていくといいと思う。

以上が、ルーティングでした。誤解が無いように言うと「俺の場合は」って事と、筋肉のルーティングだって事。
正確なピッチで歌うにはまた別のルーティングや精神的なルーティングが必要になってくるし、例えば「保湿の為、マスクして寝る」とか、「エアコンは付けない」とかもある。色々あったけど、生活に染み付いてしまって、単体で思い出す事が出来ないな……。
それに、歌の上手い人間なんてもっと上に居るし、最初から声が高くて苦労せずともキレイに歌えちゃうヤツも居る。
俺は10年前はメタルなんて以ての外、J-POPですら歌えなかった。mid2G#以上の声が出なかったんだ……。サザンオールスターズはキーが低いからと、頑張って練習してたけど、それでも数曲歌ったらもう轟沈。そんな声帯だった。今はまぁ…そこそこスタミナもついて、上手にもなったと思ってるんです。

こんな歌を歌ってます。換声点がFからA付近なんですけど、ミドルボイスに持って行ってます。
勿論、ヘッドボイスで全部出してしまうという手もあるんだけど、俺、ソナタ・アークティカとかキャメロットみたいな声質で歌いたいんだよね。ミドル寄りのさ。ハイトーン自体は然程難しくなくて、理想の声質を出せるかという問題を長らく抱えていた。今でも勉強中だが……。

ともあれ、色んなルーティング、注意点がある。
俺の中でもそれらはコロコロ変わったりしてて、ルーティングで片道数キロ歩いたり、ウィダーを買ったり、ステージドリンクをあれこれ試したりしてた。
あ、歌唱時はやっぱ真水が良いと思う。味付きだとヨダレ(とか消化液)が出て、声帯の滑らかさが無くなると思う。あと、やっぱバテたりする。
炭酸水は、クラシックの先生に師事してた時に勧められた。スカっとして気持ち的にはリフレッシュできるな。影響は謎。

これも付け加えなんだけど、書籍によっては避けるべき飲料で牛乳とかコーヒーとかも言われてる。牛乳は膜を張るからで、コーヒーのカフェインはビタミンを奪うから、という理由だったかな。でも、歌う直前じゃなければ牛乳も脅威にはならない気がするし、カフェインは覚醒効果があるから良いんじゃないか……と思う。
ただ、酸性の物を口にすると、人間の身体は弱塩基性だから中和現象が起きる。その際に水分を使うってのと、喉の水分ってのは体の中で優先順位が低く、水分補給しても別の所に使われてしまうらしいのよね。色々加味すると、避けたほうが無難なのかもしれない。
タバコも酒も駄目だという意見もあるし、「いや大丈夫だ」という人も居る。ぶっちゃけ、必要だと思うなら止めればいい。本当、人体が楽器だから、個体差が大きいし、不調の原因も様々だし……。

でも最近のレコーディングやボーカル専任など、力が発揮できる環境であれば間違いなく自分の想像通りのコンディション(この声で歌いたい!という声質で)で歌えるようになったので、今回書いてみました。

最後に、すんげぇ長くなった。7,800字だってよ。誰が読むんだ、これ。
読んでくれた方、ありがとうございます。

歌のルーティング

こんにちは、ロイドです。今日は予てより書きたかった内容「歌のルーティング」について書きます。本番で実力を出し切る為にはどうしたらいいか、備忘録も兼ねてつらつら書いていきます。今回は真面目なのと、後スンゲェ文章長い。興味ない人は過去の小汚いブログでもどうぞ雑記 (下品)

まず、おさらい。<ルーティング>っていうのは何かって言うと、分かりやすい例だとスポーツ。プロ野球選手が本番当日も普段と同じ時間に起床し、同じ時間にご飯を食べるとか。必ずマッサージを行うとか、必ずカレーを食べるとか。人によって違う。そんなもん要らないぜ!なんて人も居るだろうね。
まぁ、ようはアスリートが本番前に必ずする事。もしくは大勝負の前に行う事。羽生選手や五郎丸選手で言うと、指のポーズで軸と中心を測って確認する、というルーティングを本番前に行ってる。後は深呼吸なんてのも一つのルーティングだったりする。

なんでルーティングをするのかって言うと、いつも通りの力を本番で発揮する為。普段の練習と同じ状態に持っていく為。その日のコンディションを知る為にも、重要だと思う。
「ルーティングとはなんぞ?」って人は2018年5月に書いた記事。こちらもどうぞ。http://www.freeasbirds.biz/?p=1602

んで、俺は一発勝負のライブや、普段のスタジオ練習で、どうやったら実力を出せるかをずっと模索していた。特に、キーボード演奏とボーカルの両立で歌のクオリティの維持が難しくなっていたから、余計に必死になってた。――バンドでボーカルを始めて幾星霜。見つけたぜ。項目がちょっと多いから、今まさに同じような現象で悩んでいるような人や、熱意のある人、暇人、そんな人達は読んでみてもいいと思う。ではでは……あっ、但し、初めに言っておく。やっぱピンボーカルの方が上手いんだからね!あと、あくまで“俺の場合は”なので、過信しないように……。それと、発声に関しては今回は書きません。
※ピンボーカルでのライブ――2019年3月10日に行われたライブの動画がYouTubeにあるから、気になる人はチェックしてみて下さい。

■前日

①バイトをする(喉を使ってあげる)
②明日の準備をする

ルーティングを書くにあたって、前日と当日に分けた。ガルネリの小野さんは一週間前から気をつけるって言ってたなぁ。確かに、体を壊したり風邪を引いたりするオソレがある行動や飲食物は避けるので、それぐらいから気をつけるとも言える。まぁ、食べない方が良いモノとか、しない方が良い事なんかは多岐に渡る(というか、感覚的に「これは体に悪そうだな」という物事は避ければいい)ので、割愛する。で、だ。
何年もルーティングを探してても見つからない訳ですよ。そりゃあ。だって、当日にルーティングが存在して無いんだもの。ゼルダで言ったら、ボス部屋の鍵がどこを探しても見つからねえと思ったら「前のステージにありました」みたいな、そりゃ無理だわ!分かんねぇよ!
まぁ、薄々分かっていたけど……前日にバイト(接客業だな)で声帯をちゃんと使っておくと、次の日にしっかりと声が出るっていう。前日は喉を休ませたほうがいいと思ってたんだけど、逆だった様子。B’zの稲葉さんって喋り声がガラガラなんだけど、ラウドネスとの対談動画で「こっち(ガラガラ)の方が、調子を合わせやすいんで」って言ってたのね。あぁ、そういう事か……と。

前日に準備……これは別に大した事じゃないんだけど、金銭の用意、バンドで使うMTRやイヤモニ、カメラ……更にキーボードも弾くから荷量が多いのね。それで当日慌ただしく出発すると、精神的に駄目なのよねwwwwこれはデリケートな俺に問題があるから、気にしなくてもOKっぽい。

■当日

①睡眠
②食事
③ピッチ確認
④ウォームアップ
⑤モニター環境の調整

主にこの辺だろうか。体に染み付いている行動なんかは無意識にやってるだろうから、上記には含まれていないと思う。まぁでも、いいんじゃね?そこまで書き出しちゃうと文章量がヤバイし、何か意見とかある方は連絡をくださいです。

まず①から。睡眠はね……ぶっちゃけ睡眠時間は関係無かった。何時間寝ても、そんなに調子は変わらないっていう。だけど、起きるタイミングが重要だったのよね。普通さ、「声帯も筋肉だし、歌う時に体も使う。朝には起きて、充分に体を起こしておかないとな!」って思うじゃん。――ボクにもそう思ってた時期がありました。デュフゥ
確かに起きてから時間が経てば経つほど、声帯の調子はマイルドになっていく。だけど同時に疲労は蓄積していくのよね。2~5時間で体は起きるらしくて、朝起きてすぐは確かに調子が悪い。でも、その後の時間からは徐々に体力ゲージが下降していってるよね?どんなに体力がある人でも、朝起きて、最も元気な時間帯って言われたら昼から夕方くらいが一番でしょ。……おかしいと思ったのよ、「まだ体が起きてねえのか」「これでも足りないのか」と、スタジオの朝、どんどん早起きするようになって行ってさ、どんどん声が出なくなるのよ。
まぁつまり、夜に歌う場合、朝起きたらイケないのよ。いや、人によっては良いんだろうけど俺は駄目だった。――特に、ハイトーンの場合はそう。中高音くらいまでの曲だったら、確かに起きてから時間が経過した方が調子はいい。だけどハイトーンの基盤となる裏声は(俺の場合は)起きてから7時間ぐらい経つとガサガサし始めるのよね。だから、昼に起きる事にした。そしたらバリバリ良い感じだった。俺は夜よりも昼に歌った方が調子の良い人間だったから、まぁそういう事なんだろう。歌うのは起きてから5~6時間以内、これが最近のベスト。朝早く起きたなら、本番前に仮眠を取ると良いね。

次に食事。「〇〇を食べると良い」とかは、<前日>の項目でも書いたように割愛するっす。人によってすんごいバラバラだから書けないのよね。とりあえずアレです。歌は(特にハイトーンは)スポーツなので、普段から栄養バランスを考えて元気な状態をキープするよう心掛けてます。
で、大事なのはこれもタイミング。ぶっちゃけね、声帯の調子が良い時は直前にメシを食っても歌えます。「あれ?さっき豚骨ラーメン大盛りで食ったけど喉の調子メッチャいいぞ?」みたいな。
あとは逆パターン。食べると消化液が出て喉に被膜が貼られてしまったり、腹式呼吸に影響が出たり、抜けが悪くなったり……って事で、「断食するぜ!」とか「昼飯は抜くぜ!」とか。――俺もそう思って、飯は5時間前とか、歌う前は食べない、とかやってた。だって定石っぽいじゃない。
だけど、空腹だとやっぱ影響が出るのよね。だから最近は“直前は避けるけどとりあえず腹には何か入れておく”って感じ。2~4時間前くらいかね。食べると喉に影響が出そうだなぁっていう時間帯なら、栄養ドリンク(大塚製薬、オロナミンCは案外良いかも)を飲んでみてる。

で、③のピッチ確認だ。おい、文章なげぇな……。いや、これはメモなんだ。俺の。いいんだ、誰も読んでいなくたって!たぶんこの時点で大体の人間は、日課のTwitterやアダルトビデオをエンジョイしている頃だろう……。
話がずれた。これは喉の調子とは違うんだけど、ピッチがよれたり「あれ、次の音ってなんだっけ?」となるのを防ぐ為にやってる。やってるけど音を外すんだけどね。まぁムズイのよ……。一応普段から練習してるんだけど。

次は④、ウォーミングアップだ。これは歌う前にストレッチするって奴と、実際に声を出す二つに分かれる。準備運動みたいなもんだから皆やってると思う。俺の準備運動はこんな感じ。
1.表情筋ほぐす、舌ほぐす、首回す、首の皮を掴む、ジャンプする、喉頭を下げる、首の筋肉をアゴで伸ばす、肩を回したり上下に動かす、前屈&後屈、横に反る、股割り、膝上げ、アキレス腱伸ばす、足首回す
多くね?」って思う。多いし、多分やらなくてもいい動きもあるんだろうけど、この時間が大切なんだよね。体を動かすと、心が落ち着く。精神状態を安定させたいのよね。あとは、ハイトーンは特に首や喉の筋肉が硬くなりがち。緊張すると尚更。脱力を。
2.小さな声から出し始める、裏声で慣らす、ウォーミングアップ用の曲を歌う。
ボーカルフライとかリップロールも昔はやってたけど、今はやってないな……(やるのは良い事だと思う。大御所もよくやってるし)。個人的には「これを歌うとその日のコンディションが分かる」「これを歌えばまぁ、声帯が温まる」っていう曲があって、それを歌うようにしてるね。

次が、えっと<モニター環境>か。あ、これルーティングではないな……。“こうすると歌唱中に歌いやすいね”っていう話だな。具体的にはモニター(返し)の音量、何を返すか&どのパートを聞くか、スタジオならばどの付近が歌いやすいか、とか。耳栓はするのかしないのか、とか。

うん、

多いので省こう……ww
あとはマスクしたり、エアコンの直撃を避けたり、体が重くなるような荷物を避けて電車やバスの中ではなるべく座る、とか。歌唱中に気をつける事も色々あるとは思うけど、あくまで今回はルーティングなので……あと、文字数がヤベェのでこの辺で。
後、もう一度言う。このハナシはあくまで「現在の俺は~」の場合ですね。「アマチュアのくせに知ったような口を!生意気な!」っていう人も居るだろう。その辺りはご了承ください。

~タイ丸、小岩へ行く~ の巻

Loudnessとかを歌ってきた件
小岩のスタジオMで行われるセッション(?)のようなものにお誘いいただいたので、私ロイドがボーカルとして参加してきました。

Vo.俺
Gt.岡見さん(リットーミュージック)
Ba.東出さん(青戸ミュージックスクール)
Dr.アキラさん(UNITED)

動画や写真をリョウさん(6ft.down)にまた撮っていただき、モモさんも交え計6人、個人的には今月からスタジオの回数が減っていた憂慮もあり、
偉大な方々と現場に入る事が出来て良い経験・勉強となりましたし、終わった後の居酒屋で色々(色々…w)な話も聞けました。
感じた事は…やっぱベテランの人は演奏中の余力が違いますよね。これはいつも本当思うんですけど。俺もそうなりたい

曲はIn the mirror、Crazy Doctor、Speed、他にSHOW-YAの限界LOVERS等を合わせました。こういうハイトーン系を歌うのは久々でしたが、
後述の「カフェイン」のお陰で声帯の調子は良かったように思います。音は外しましたが。

ちゃんとウォーミングアップしてから歌うようになって思った事。
歌唱時の声帯の調子、喉を気をつけている人はその日のコンディションで
「今日ガサガサしてる」とか「声が抜けない」とか「ヘッドボイスに上手く切り替わらない」とか色々あると思う。
最高の声帯の状態を100%として、それにはどんな要因が影響してくるか、何が関係しているかをパーセンテージで内訳にしてみた。
ちなみに回避できる状況(風邪を引いたとか)や、要因(例えば緑茶を飲んだとか)は別に記した。


35% ウォーミングアップ
20% 疲労度(喉以外)
15% 何時間前に食事を取ったか
15% 睡眠
10% 水分状況(潤い度)
5% 栄養度(ビタミンや糖分の他、炭水化物)

かなぁ~と。最近思った印象ではだけど。これでも一応10年くらい歌い、学び、バンドでは未熟だけどクラシックやロックの他、第一線の歌手に師事し、それなりに学んできた人間であると思うんだけども。その私的なパーセンテージはこれ。
で、さっき少し書いた「回避できる状況や要因」はゲーム風に表すと以下となる。バッドステータス状態。こういうのは避けられるから内訳に含めなかった。

:風邪で腫れている

マヒ:緊張している
   摂取した食料・飲料(緑茶・アルコールなど。コンポタージュ、チョコとか)

即死:声帯の疲労度(喉)さっき歌ったばかり、とか
   ポリープとか結節とかの病気

こんな所か。大事なのは、【ウォーミングアップで三分の一はなんとかなる】という事。これは昔からそうだった。
バンドで、歌のルーティングがしっかり決まり出したのもここ一年くらいだと思う。アップの大切さは知ってたけど、実戦で使えるルーティングは持ってなかった。
だからCD音源だけ良くて、ライブでボロボロになったりするんですね。RECは失敗しても録り直せるから。

アップはそんな訳で大事で。夜勤明けで声が出ない時も、アップしている内にまぁ、まぁ何とか歌えるようになってくる。勿論全快とは行かないけど。
そしてもう一つ書きたかった事。最近歌唱前にコーヒーを飲んでまして、【カフェインで約10%ブーストできる】という事。エアロスミスのボーカル、タイラーが全く声が出なくなった後一度、見事に復活してるのね。この時指導していたマーク・バクスターという先生の本が家にあって、意訳すると
「カフェインはビタミンを奪う。ビタミンは体力に関係する。
それに体は弱アルカリ性で、酸性の飲料は中和に水を使う。つまり水分を奪うんだ。体の中で真っ先に水分を失われる場所は喉。
人間の体にとって声帯は手足や内臓より重要じゃないからね。つまり酸性でカフェイン含有のコーヒーは控える事」
って言ってた。そうなんだろうけど……同時にこれは俺の意見で、カフェインは筋肉の収縮を助けるし、疲労感の軽減、なんせ脳と体の覚醒が望める。
特にバンドマンなんて夜歌うじゃない?眠いのよね。
摂取に伴い、胃腸の弱い俺は緩くなってしまうんだけど。コーヒーじゃなくていいし、ほうじ茶や紅茶でもいいけどね

こんな所でしょうか!セッション楽しかったです。ありがとうございました!
近日中にブログはまた更新となります。10月はイベントがいっぱいです。流石、秋!

細工は流々

何やら色々(俺が女性ばかりの会社で~の件とか、オタマトーンという楽器の性質についてとか、大勝軒の油そばはやっぱりウマイ件について等)書きたかったのですが、昨日スタジオリハが終わって帰ってきたら12時。湯浴みを終えると、糸の切れた木偶人形のように布団にバタリ……。先ほど覚醒し、今からバイトなので時間があまりありません。

明日はライブですね。正直そこは大事ですが、今もっと大事なのはようやく歌のルーティングが完成したという事です。後はイレギュラーさえ無ければ怖いものは無しです。
究極的に簡潔に結論付けると「歌える体(喉)のコンディションじゃなかった」から今まで歌えて無かったわけですが、そこがまた難しいんですよね。
喋りすぎると喉にも悪いし、かといって無言だと声帯の筋肉も温まらないし。喋りすぎた状態を100、無言で一言も発してない状態を0とすると、今までは0から帳尻を合わせ、一番のどの調子が良い「50」に持って行こうとしてました。でもね、起床してから一言も発さずオンステージ、…そんなのは無理ですよ。それに、ちょっと喋ったくらいが一番良くないんです。ガサガサして。あと、意識して声帯に負担をかけないようにと、ボソボソ喋るのも良くなかったみたいです。
だから割とペチャクチャ喋っておいて、出番が近くなったら安静にしておくのがベストですね。それから、体を起こす事。腹筋や背筋、その他の筋肉も必要不可欠なので、午前9時頃には起きて、適度に体を動かし、喋る……。以前から分かってはいた事ばっかりだけど、それらが上手く噛み合ったのは昨日でしょうか。
普通に生活してる人なら、朝起きて家事をし、夜には歌うという普遍的な生活習慣です。その一般的なライフスタイルが、「夜歌う」際の体を温め、声帯を温め……という事に、意識せずとも繋がっているのですが、私はね、実家暮らしのフリーター(半ニートみたいなもの)です。そうすると、(極端に言うと)家事はしないから朝起きてこない。というか朝起きてきてもデスクワークだったり、楽器のRECだったり、そう、ずっと座りっぱなしなんですね。
もっと早く気付いても良かったとは思うんだけど、かなり時間かかっちゃったかなぁ。でも本番で出来て、初めて「完成」と言えますから、明日のライブで、ええ。俺は歌えるヤツなんだという事を照明したいと思います。

それから誕プレを丁度1ヶ月経った昨日、もらいました。ガヴリールドロップアウトの3巻とFAIRY TAILのジグソーパズルですね。前者で好きなキャラはガヴ、あああとヴィネット。後者ではエルザ、ウェンディ、ミラ姉さん辺りでしょうか。妹にするならウェンディ、嫁にするならミラ・ジェーンですね。
ちなみにジグソーパズルは小学生以来、十数年ぶり。どこかで時間を見つけてやって行きたい。ありがとうッ!!

スタッフ募集&ルーティング

4月末のゴールデンウィークから2週間と数日。M3、COMIC1、ライブ、ライブ…と言った形でイベントが続き、その間、勿論練習は行い、お金を稼ぐ為に働きつつ、企画者やCDショップや、ライブハウスの方やお客様……様々な方とのメールをしながら日々が過ぎて行きました。
「で?何が」と聞かれますと、つまり「ようやく一段落着いたよ」という事でして、
基本僕のライフスタイルは繁忙と過疎の繰り返しなんですが、少しの間また落ち着いた日々に戻りそうです。(だからこうして書いている訳ですね。)

スタッフ募集

ライブの日に、各メンバーが自身のウォーミングアップやルーティングに入れるように、
また、繁忙期のメール対応を手伝ってもらう為に、スタッフを募集し始めました。
募集の記事をメン募サイトでも出したんです。集まるとは思っていませんが、お互いにメリットを感じられたら入って来る可能性は割と低くはないのではないかな、と思ってます。
だってそうでしょう、実質タダでライブハウスに出入りができて、たくさんのバンドのステージが見られるし、裏側も見られる
募集しているターゲット層は今バンド活動をしている人だけにフォーカスしてる訳ではなく、この界隈に興味があるけど何も出来ていない人とか、お金が無い学生とか、そういった人には十分、加入する価値があるでしょう。まぁライブではロック・メタル限定になりますけどw

とまぁ、こういう訳で募集してます。東京近辺でお住まいの方、ギャラや交通費は出ませんが、上記のメリットに賛同できる人種の場合、どうでしょう。
性別年齢は問いません。但し、信頼できる方にお任せしたいとは考えています。
(よろしく頼みます)

歌のルーティング

「ルーティン」、「ルーチン」とも言いますね。分かりやすい例で言うと、よくあるのがスポーツでの話。本番当日も、普段と同じ時間に起床し、同じ時間にご飯を食べるとか。
必ずマッサージを行うとか、必ずカレーを食べるとか。人によって違うけど
つまりアスリートが本番前必ずする事。もしくは大勝負の前に行う事。羽生選手や五郎丸選手で言うと、指のポーズで軸と中心を測って確認する、というルーティングを本番前に行ってる。
(カレーは俺も以前、可能性を見出してた。カレーのスパイスが働きかけるのか、上手く歌える気がしてた。気が、する)

ルーティングをする理由は、いつも通りの力を本番で発揮する為。普段の練習と同じ状態に持っていく為です。その日のコンディションを知る為にも重要ですね。
そんな大御所が行ってる凄いルーティングもあれば、深呼吸なんてのも簡単なルーティングの一つだ。
国民的スターと比べるのは適当とは呼べないけど、ライブという本番で実力を出し切る為にやはりバンドマンもルーティングを持ってた方がいいと思う。
いくら練習で超絶ハイトーンが出せても、レコーディングで素晴らしいテイクが出せても、ライブやスタジオ練習でそれが出来なければ
ピッチ補正ソフトで、出ない音域を誤魔化してるんだろ
なんて疑われてしまう。それは本当悔しい。

昨年の夏からずっとそのルーティングを探してきてたが、未だに明確なものを見つけられずにいる。その原因の一端には、キーボード演奏とそれに伴う運搬や練習、集中力の分散、それから曲の難易度の上昇などがあり、殊更ルーティングが難しくなっているのは否めない。
ハイトーンもhiC、Dくらいまでならそこまでルーティングに気を使う必要は無いだろう。
でもその上の音域のhiE辺りからまた、発声が変わってくる。ここからは本当、その日のコンディションによって可能か不可能かが左右されてくるとみて間違いない。
ハイトーン発声は「針の穴を通すようなものだ」なんて言われてるけど、確かにそうで、上の音域に行けば行くほど本番で失敗する可能性が増してくる。

昔は力任せに発声してたので、筋肉の締め付けによって強引に全音域を出してた。そうすると換声点で綺麗にチェンジできないし、且つ声質もあまり綺麗ではない。それに数曲歌ったらバテてた。
今は脱力も上手くできるようになり、綺麗にヘッドボイスまで持っていくのも可能となり、声色を変える事もできるようになり、スタミナも増えた。良い事尽くめだ。
その代わり、使う筋肉の量が最小限になった為か、コンディションによって左右される事が増えた気がする。いや、そもそもカラオケや自宅でしか上手く歌えてなかったような気がする。

そう、気付いたんだけど、ライブハウス以前にスタジオでも正直hiFのハイトーンが出てないんですよね。

カラオケですら調子の悪い日はあった。そういう時、毎回その日何を食べたか、何をしたか。例えば栄養ドリンクを飲んでみたとか、硬水を飲んでみたとか、
歌う前に5kmほど歩いてみたとか、食事は2時間前におにぎりを食べてみたとか。そして、その結果のコンディションを明記するようにしていた。
もう10年近く、ノートに書き続けている。昔歌ってた曲なら確かにそれで上手く行くし、カラオケではそれで上手く歌えるようになった。けど歌う曲の難易度もそうだけど、状況も環境も変化して行ってる。

それら経験を踏まえ、スタジオ練習や本番と、それ以外の場所。何が違うのか、何が原因なのかを探していた。
虱潰しに色々行ってきたから、もうここまで来ると下記ぐらいしか思いつかない。
・当日、オンステージに至るまでの会話、喋ること
・エアコンならびに、乾燥。喉の湿度
・常温の水(いつも出先だと買えない)
・精神的部分からくる肉体への影響

 (例:緊張で呼吸が浅くなっている。もしくはその他、俺が推測できていない体への影響)

ルーティングの一環で本番前、僕はウォーミングアップがてら特定の2曲を歌うことにしてるんだけど、歌ってみた瞬間その日の様子が分かる。
大体、ミドル寄りのコンディションになってしまっている。この場合、J-POPとかKamelotくらいなら歌えるんだけど、その上は正直出にくい。
しかも転換で10分~15分経つ間に、またウォームで温めた喉が冷めていく。自分のセッティング以外にもMTRの設定もやらなきゃいけないので、場を離れる事も出来ない。
自分のタイミングでスタート出来たら……そう思う。

レコーディングの時はエアコンの音がジャマになるから切ってるんだけど、これによってもしかしたら湿度を得られて、上手く歌えてるのではなかろうか。
自宅練習も、防音室にエアコンが付いてないので、潤沢な水分が得られている。
水は、もう家から持っていくしかない。次回からそうしてみよう。
後は精神的な部分は……集中、気を紛らわす為の時間を貰えれば、何とかなるだろうか。オンステージまでの会話も、喋らない時間を貰えれば解決する。

そう、だからこそスタッフ募集をしてみた。どうしてもリハーサルでは誰かに指示を出したり、PAやライブハウスの人と会話したりが必ずある。
転換でも同じだ。

誰か入る事によって、状況が一変して最上級のパフォーマンスになるかもしれないし、もしかしたら入らずとも、ルーティングを完成させる事が出来るかもしれない。
正直時間が解決してくれる問題ではあるけど、本番で実力が出せたら、俺は嬉しいし楽しい。それが視聴する側にも必ず良い影響を与えてくれる。だから早く解決する事を願っているし、努力したく思う。

話は全然変わるが、メロデスをあまり聞かない俺だけどIn Flamesを改めてアルバム単位で幾つか聞いてみた。一番良いなぁと思ったアルバムのリンクを貼って、今回は幕引きとしよう。あとはアレ、Colonyも良かったかな?
Inflamesはバンドの中で、音楽性の路線変更が顕著なほうだと思う。最近のより昔の方が好きだなぁ。チルボドみたいに難しいフレーズではなく、どちらかと言うと俺好みな音楽性を感じる。でも2006年のアルバムだから古くはないね、だとしたらこれくらいのサウンドが程よいブレンドだったって事になる。――ツインギターみたいだけど