ルーティング大全

オッス!オラ――――、
事件や災害が起きると、無神経に発言するのは控えた方がいいんじゃねぇか、とはいつも思う。
でもよ、オラが力になれる事はすっけど、出来ねえ事は出来ねえ。
義侠心が無いってワケではなくって、萎縮したこの世界で怯えながら過ごすよりは失敗は覚悟で平常運転した方がいいんじゃねぇかって思ったんだ。
と言うわけで、普段通りにやんぞ。――ロイドです、こんばんは。

歌を歌い始めて10年以上。レコーディング、ソロ活動、バンド……
流石にそろそろ「生意気な事を書いてもいんじゃね?」と少しばかり思うワケですよ。
いや、そりゃあ「下手糞」とか「まだ素人に毛が生えた程度だろ」とか、思う人は居るかもしれない。
だけど、経験として得た確証と結果があって、それを悩んでいる同業や初心者が知った結果、あっさり解決するかもしれない。
俺がしてきた苦労はせずに、ラクに進めるかもしれない。だったら、書くぐらいイイんじゃないかと。ましてや自らのブログなんだし。

と言うわけで、今回俺が長年悩んでいた歌のルーティングに関して、みっちりと書き綴っていきたいと思います。
……分かっている、すげぇ文章長ぇんだ。だから「悩んでいる人、興味がある人だけどうぞ」と、至極当然のことを言わせていただく。
名づけてルーティング大全。

※ちなみに前回の記事
歌のルーティング

この前は喉の調子良かった(うまく歌えた)のに、今日は全然ダメだわ

いつもは高い声が出るけど、この前は出なかった(出にくかった)んだよね。でも今日歌ったら大丈夫だった

コンディションに注意して、前回と全く同じように一日過ごしたのに、喉の調子ヘンだった。何でさ?

等など。ボーカリスト、シンガーは歌のクオリティが日によってコンディションに左右されてしまうと思う。
そんな時、その原因が分かっているのなら、このブログは読まなくて全然良い。さっきも言ったけど。
少年サンデーの乳首描写に関する考察」とか、「深夜アニメに登場する美少女キャラの服装に欲情して自らのフェティシズムを延々と語り続ける回」とか、読んでてください。後はアレ、町田市のオススメのラーメンとか。

最初に言っておくけど、今から書くのはあくまで俺の場合。人によって変わってくるし、必要ない人も居るだろうね。
では早速行こう。まずは前日の過ごし方から。
そう、戦いは既に始まっているのだよ。どんなに慎重に朝起きてから喉に気を配っていたとしても、既に戦いは終了している可能性はあるって事だ。
簡単な例で言えば、前日にボロボロになるまで疲労していたり、酒を飲みまくって酒場で格闘ドンジャラホイ!をしていたり。
そんな事をしたら影響が出るのは明らかじゃん。
それと同様に、前日に一日何もせず、家でパソコンをずっとやっていたり、喉を使ってあげなかったりすると、翌日に影響が出るんだよね。
そう、当日のコンディションを極めるには、前日から始めなければならない。ガルネリの小野さんなんかは一週間前から気をつけるらしいけど。俺は一先ず1日前から。
それで、どうするか。


ルーティング①【前日にバイトをする】

酷使はダメだけど、軽く疲れる程度に体を使ってあげる。特に「喉を」だ。声を出す。喋る。歌わなくてもいいから、「いらっしゃいませ」を言い続ける。
バイトがない場合は、前日に歌うこと。磨耗しない程度に割と歌い込んでいいと思う。


ルーティング② 【起床と、軽い慣らし】

夜は寝よう。ようやく当日のルーティングに入る。「睡眠時間はたっぷり取っていい」とよく言われるけど、ようは起きた時に体の調子が良い時間、寝ればいい。
前日に疲れてなければ6時間でも大丈夫だろうし、結構体力を使った意識があるなら10時間以上寝ても問題ない。(経験上)
どちらかと言うと、ルーティングに大事なのは「起床時刻」だ。起床してから声帯も(筋肉なので)徐々に起き始める。
人によって異なり2時間~5時間で起きると言われてるけど、これは前日に喋った量、起きてから喋った量に関係していると俺は思う。
起きてからずっと無言だと、5時間でも喉は起きない。
目安として、閉鎖感が強めのヘッドボイスを出した時、ジリジリする。換声点付近が出しづらい。これは起きてないね。
起きてから日常会話程度を人と話すとして、最低5時間は欲しい。できれば6時間~7時間。俺は最近歌う7時間前に起床するようにしてる。
補足として、一人暮らしで「起きても誰とも話さないけど、どうしたらいい?」という人。オススメはお笑い番組です。YouTubeで少し見てから出掛けましょう。
※笑う結果声帯が温まる。「ハ(HA)」と発声するのはアイソメトリック効果があって、最適らしいね。

あともう一個、起床から時間が経ちすぎると、今度は声帯が疲労してくる。(ガサガサ、バリバリといった感覚)
その場合、ミドルボイスは出しやすくなるんだけど、ヘッドボイスが出にくくなる事が(経験上)ある。
なので「ライブハウスが遠くで、朝早くに出発しなければならない」という時、具体的に歌う10時間前に出発せざるを得なかった時、
俺は電車で仮眠を取った。仮眠すると声帯の調子がまた変化する(大まかに、声帯が冷める)ので注意。

あと余談だけど、喉のコンディションを整えても、ピッチを外すのは別問題だよね。
なので、朝出発する前に、柔らかい裏声で音程の復習をしとくといい。例えばCの音を鍵盤で鳴らし、Gの音を出してみる。
※歌のチューニングを合わせておくって事。日によって、自分の思うピッチと実際のピッチがズレていたりするので、確認しておくと良いと思う。
あとは道中、音源をイヤホンで聞きながら向かうとか。
蛇足かもしれないけど、「声が出しづらい」のではなく「歌いづらい」という時。喉の調子は悪くないんだと思う。
原因は環境だろうね。返しが聞こえづらい、精神的に歌いやすい状況じゃない、とか。それは今回、ルーティングという趣旨から外れるので割愛します。


ルーティング③ 【食事と、そのタイミング】

①と②はかなり重要。それから後述だけど④も要訣だったりする。今から書く部分は、根幹には影響を及ぼさない。
ぶっちゃけ本当に喉の調子が良い場合、これらを無視しても結構歌えたりする。だけど……知っておいた方がいいと思う。
えっと、食事の注意です。何を食べるべきか、避けるべきか。そういう項目ですな。当たり前の所もあるけど、列挙していく。

まず摂取しておきたいもの。ビタミン・蛋白質・炭水化物・カフェイン・油・水分

避けたいもの。砂糖(あからさまな糖分)・緑茶・熱い物

酒は少量なら筋肉が弛緩するので悪くはないと思ってる。ラーメンを食べる人も居る。で、俺も悪くないと思う。上記の項目も結構含まれているし。
ただ、腹が膨れるのと、俺が胃腸弱くて不調になる可能性があるのと、スープが熱くて声帯に影響が出るので、俺はちょっと避けてる。
(ただ、温めるのは良い事だし、冷ますのにフーフーするのがドッグブレスの役割を果たしている可能性があるので…やはり良いのかもしれない。それにB’zの稲葉さんは熱そうなハーブティーとか飲んでるんだよなぁ…。温度加減はありそうだが、えっと……割愛!)

逆に冷たい物は……避けるのが定石と言われている。(ボイストレーナー然り、小野さん然り)
何でかって、冷たい物が通ると、喉の筋肉が収縮しちゃうのよね。結果、筋肉の自由度が失われるという原理なんだけど……。
冷たいと意識が覚醒するので、気力的な面では良いのでは?と思ってる。常温が良いと言われてる水だけど、うーん、声帯の調子が良ければ冷たくても全然関係ない印象かなぁ。(キンキンに冷やすのは駄目だろうけど)

で、だ。簡潔に述べると、ようは「体に良い物、優しい物を食べ、体に悪そうな物は避ける」なんだよね。
今書いているのは経験によるものもあるけど、スティーヴン・タイラーのトレーナー、マーク・バクスターという人が書いた著書や、インディーズやメジャー問わず色々な歌手と話をして得た知識がたくさん混ざっているので、是非参考にしてほしい。
それから当たり前だけど、この項目は前日にも適用するべき。体に影響が出るのだから、なるべく避けるべきである。
生活習慣の結果、スタミナに影響が出る。普段から体に悪いものを食べ続けていれば、体力も落ちるだろう。だから一週間前から気をつける人が居たり、ライブ前になるとササミばかり食べるようになる人が居るんだろうね。

既に冗長になっている気がするが、軽く説明する。ビタミンはまぁ…半分気休めだったりするんだが、体の維持に必要な物質で、他の栄養素を機能させる為の役割がある。
これが無いと人体の維持がうまく出来なくなり、弱ったり病気になったりする。ビタミンが歌に直接影響するワケじゃないけど、健康維持の為に(毎日)摂りたい。
俺はマルチビタミン剤を摂取してて、ここ数年殆ど風邪を引かないからね。(健康に気を付けてない以前は、年に2~4回引いてた)
説得力あるし、風邪引くと歌えないから歌わない日にも摂るようにしてます。

それから蛋白質、炭水化物。「歌う事はスポーツだ」ってのは通説だと思う。声帯や、歌うのに使う部分は筋肉が多いから、その為に摂る。
A.B.C-Zの塚ちゃんが言っていた言葉を引用すると「炭水化物は動くのに必要」って事だ。歌いながら踊るようなハードな人達は、自己管理のプロでもあるんだろうな。

で、喉には油分がある。緑茶を飲むと流されてしまうと言われてる。確かに緑茶を飲んでから歌うと、ジリジリする。逆に、オリーブオイルなんかを舐め回した日は
調子が良かったりする。大仰には摂取しなくていいと思うけど、やっぱ必要なんだと思う。で、水分は当たり前だがマスト。目安として、トイレに行きたくなるくらい飲んでおくと大丈夫っぽい。

砂糖が駄目って言ってるのは、糖分の分解にエネルギーを使うから。結果、バテやすくなる。で、糖分自体は他の食物から摂れるから、甘い物とかをわざわざ食べるのはナンセンスだって事だな。ただ……調子が良い時はちょっとクッキーを食べたからって、大した影響は感じないんだよね。だから多少は問題ないと思う。エネルギーにはなるし。本番直前はNGだろうけど。

……ここまで読んで思うのは「じゃあ、具体的に何を食えばいいのよ?」だろう。
俺のオススメは……朝食は割りと何でも食べる。炭水化物メインかな。
で、歌うのが夜なら、昼は軽く食べても良いと思う。
まぁザックリと、パンとかご飯を食うって事だ。後はサラダとか納豆。で、要訣は次の二つ……カレーパンオロナミンCだ。
この二つを、歌う1時間前に食べる。
イチローも、TKOの木下さんもやってるけど……俺も色々試した中で一番しっくり来るのがカレーだった。なんか調子が良いのよ。
スパイスの効能に関しては勝手に調べてほしい。いや、なんか元気になるのよ、本当。
前述の油分、炭水化物……その辺も考慮されてるのでオススメ。オロナミンCはカフェインとハチミツ、ローヤルゼリー(とあと水分)が目的です。「効かない」って意見はあるだろう。俺も別に、これに頼っている訳ではない。ただ、製薬会社が「一定の効能がある」と判断して販売している製品が、何の効果も無いとは思い難い。ポカリスウェット、カロリーメイト然りね。安価で手に入るし、俺みたいにカフェインに弱い人間はこれくらいが丁度良い。
前に、ハチミツのボトルを持ち歩いているボーカリストが対バンで居たんだけど……さておき、そういった「元気成分」が出るのならば、他でも代用可能かね。

食べるタイミングも大事だ。俺は1時間前です。小野さんは著書で「2時間前がベスト」って言ってたね。人によっては歌う前は腹に入れない人も居る。
何故意見が分かれるかって言うと、消化液と胃腸の様子、あと何を食ったか、だろうな。
カレーパンとオロナミンCだけ、なら1時間前に食うのが今はベストだと感じてます。


ルーティング④ 【ウォーミングアップ】

主眼はこの項目だろう。裏サンデーの「ダンベル何キロ持てる?」でも解説されてたが、その辺も踏まえて記述する。
ウォームアップ次第では、前日や当日の不調を(ある程度)ひっくり返せると思っていい。面倒なので以降「ウォームアップ=WU」と略させてもらおう。
WUに時間を掛けられるなら絶対かける。で、焦らない。機材のセッティングで時間が無かったりするけど、何とか折り合いをつけて、専念する時間を用意したい。

それと、重要な事を一つ。歌う前に疲れさせない事! WUのやり過ぎもそうだが、例えば遅刻しそうで走ってきたとか、重い機材を運んできたとか、その後にすぐ歌唱もしくはWUとなると「あれ…調子が出ない。何だか高音も出ないし、スタミナも死んでる」となる。
そう、バテちゃってるのよ。これを回避するために、「重い物を運ぶなら、余裕をもって運んでおく」、「ゆっくりと出発し、遅刻しないよう早めに到着しておく」
という事態に持って行きたい。人によって回復にどれだけ時間が必要かは分からないが、WUを開始する40分前にはフリーの時間になって欲しい。俺みたいにヒョロヒョロの人は特に。

で、ここでも注意なのだが、そのフリータイムで寝ない事。それから、椅子に深く座ったりしない。経験上なのだが、ダラリとしていると、起床してから徐々に温まっていった体が、休息モードに入り始めてしまうんだよね。そうすると、ルーティングがパーになる。一旦休むとフルスロットルに戻るまでにまた時間を要してしまうので、歌う前は暫く立っているのがベストっぽい。座ってていざWUへ……!と立ち上がると、腰から下に力が入りにくくなっていると思う。
「どっこいしょ」って言ってしまうのも納得ってもんだ。なので、休息状態に陥らず、ニュートラルのスタミナを維持する為にも、気をつけたい。
背もたれに預けず、浅く座ってるとまだマシかな。そういや家入レオも「歌う前は眠くても絶対寝ない」って言ってたっけ。

ここまで書いてようやく本項に入る。WUでやる事は大別して二つ。ストレッチと、発声
ストレッチでは屈伸・開脚・アキレス腱・股割・前屈&後屈・脇腹を伸ばす・腿上げ・首回す・肩回す・腕回す・ジャンプ
それから表情筋をほぐす・舌をベッと出す・喉頭を下げる等。
人によっては「その動きは寧ろやらない方がいい」という意見もある。
なので……「ほぐす事」と「筋肉を温める事」に注意して、息が上がらない程度で、1~3分でいい。軽くやってみるのがいい。
ポイントは、胸郭や腹筋・背筋の柔軟性を上げる事だ。歌唱に使う喉の筋肉と上半身をウォームアップするという事だ。準備運動が必要なのはスポーツと同じ。

次に実際に発声。人によって大きく変わる項目だと思う。TNT、B’z、LOUDNESS……ハイトーン系で共通する点は
柔らかい裏声で慣らすリップロール&タンロールだろう。これを人によっては「数十分から1時間くらい」やるらしい。
車の中とかトイレとか楽屋とか……まぁ場所はさておき、この時間の違いは…バクスターさんによると
「短いステージの時は、たくさんWUする」
「長いステージの時は軽くWUを済ませ、歌唱中に徐々に練り上げていく」
らしい。まぁ理に適っているな、と。
結局(特筆してハイトーンは)人が歌える時間なんて限られてるのよ。そこは大きくは変えられないからなぁ。
バンドのリハーサルなんか悠長な時間は無いと思う。裏声やリップロールは効果的(声帯に負荷が掛かりにくいのと、息の流れがキレイに声帯を通過してないと
リップロールは出来ないからその辺の確認もできるし、筋肉のリラックス効果もある)だけど、どれくらいやるかは臨機応変に決めるしかないね。

で、俺の場合だけど、裏声と地声を行ったり来たりするのと、上記のロール。ボーカルフライ……
あっ、今更だけど分からない単語があったら自分で調べてみてください。一応言うと「ピッチを出さずに声帯を震わせる」貞子みたいなのがボーカルフライです。
――をやります。あとは、温まってない時はちょっとドッグブレスを追加。十秒くらい?
起床してから体がちゃんと起きてればそこまでやらなくても大丈夫な感じ。
その後、WUの時間短縮の為、実践的な意味合いで「ピッチが高すぎないけど、高音もちょっと出てくる曲」を1曲~2曲歌います。
具体的に、どんな曲か。俺(バリトン辺りの人間だと思う。換声点が基本的にはmid2E~hiA辺り)の場合は、KamelotのDon’t you cryという曲を歌います。
WUではどんな声が出ても、失敗しても気にしてはいけません。……受け売りだけど。
周りのバンドメンバーにからかわれても、めげません。サビに入って周りで「ドンチュ~クラ~~」という揶揄が聞こえても、集中します。
時間が許すのであれば、単音とかで「アー」ってやって、換声点付近なんかも重点的に発声して、仕上げていくといいと思う。

以上が、ルーティングでした。誤解が無いように言うと「俺の場合は」って事と、筋肉のルーティングだって事。
正確なピッチで歌うにはまた別のルーティングや精神的なルーティングが必要になってくるし、例えば「保湿の為、マスクして寝る」とか、「エアコンは付けない」とかもある。色々あったけど、生活に染み付いてしまって、単体で思い出す事が出来ないな……。
それに、歌の上手い人間なんてもっと上に居るし、最初から声が高くて苦労せずともキレイに歌えちゃうヤツも居る。
俺は10年前はメタルなんて以ての外、J-POPですら歌えなかった。mid2G#以上の声が出なかったんだ……。サザンオールスターズはキーが低いからと、頑張って練習してたけど、それでも数曲歌ったらもう轟沈。そんな声帯だった。今はまぁ…そこそこスタミナもついて、上手にもなったと思ってるんです。

こんな歌を歌ってます。換声点がFからA付近なんですけど、ミドルボイスに持って行ってます。
勿論、ヘッドボイスで全部出してしまうという手もあるんだけど、俺、ソナタ・アークティカとかキャメロットみたいな声質で歌いたいんだよね。ミドル寄りのさ。ハイトーン自体は然程難しくなくて、理想の声質を出せるかという問題を長らく抱えていた。今でも勉強中だが……。

ともあれ、色んなルーティング、注意点がある。
俺の中でもそれらはコロコロ変わったりしてて、ルーティングで片道数キロ歩いたり、ウィダーを買ったり、ステージドリンクをあれこれ試したりしてた。
あ、歌唱時はやっぱ真水が良いと思う。味付きだとヨダレ(とか消化液)が出て、声帯の滑らかさが無くなると思う。あと、やっぱバテたりする。
炭酸水は、クラシックの先生に師事してた時に勧められた。スカっとして気持ち的にはリフレッシュできるな。影響は謎。

これも付け加えなんだけど、書籍によっては避けるべき飲料で牛乳とかコーヒーとかも言われてる。牛乳は膜を張るからで、コーヒーのカフェインはビタミンを奪うから、という理由だったかな。でも、歌う直前じゃなければ牛乳も脅威にはならない気がするし、カフェインは覚醒効果があるから良いんじゃないか……と思う。
ただ、酸性の物を口にすると、人間の身体は弱塩基性だから中和現象が起きる。その際に水分を使うってのと、喉の水分ってのは体の中で優先順位が低く、水分補給しても別の所に使われてしまうらしいのよね。色々加味すると、避けたほうが無難なのかもしれない。
タバコも酒も駄目だという意見もあるし、「いや大丈夫だ」という人も居る。ぶっちゃけ、必要だと思うなら止めればいい。本当、人体が楽器だから、個体差が大きいし、不調の原因も様々だし……。

でも最近のレコーディングやボーカル専任など、力が発揮できる環境であれば間違いなく自分の想像通りのコンディション(この声で歌いたい!という声質で)で歌えるようになったので、今回書いてみました。

最後に、すんげぇ長くなった。7,800字だってよ。誰が読むんだ、これ。
読んでくれた方、ありがとうございます。

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