どうも、ロイドです。
先日フリアズ会議(※1)があって、決まった事がある。2020年にパイロ(火が出る奴)
のミュージックビデオを撮影したのだが、もう古いから新しくアップロードし直そう、と
いう提案だ。
※1
年に何回かあるバンドの会議。次はこの曲をやろうとか、あれはこうした方が良いんじゃないか、とか。
なんかそういう感じのを話し合って決める。大体オンラインで集まってやる。
随分前から思ってた。――これ、ミックスがヤバくね? と。
低い音圧。アバズレのように軽いキック。それから妙に生々しく、これでもかと言わんば
かりに存在感を放っている異形のスネア。撮影当初、ミックスの知識に乏しかったあの男
が、またしてもやらかしたのだ。フリアズお抱えの何でも屋、ロイド。――そう、俺です。誠に申し訳ありません。
ミュージックビデオが名刺代わりになる事も多い。フリアズはこんな事をしてますよ~と
紹介する時にこの動画を流す(もしくは勝手に流されている)のだが、案の定同じ意見を
貰う事が多い。「このスネアはどうしたの? 百均で買ったの?」とか「これ、誰がミッ
クスやってんの? ――ああ、ロイドね……うん、そっか……」みたいな。
まるでプリキュアの作画担当、河野氏が人手不足により一人で描き続けた結果、視聴者か
ら「おのれ河野、今回もまた貴様のせいで作画崩壊しているぞ」というコメントが届いた
時のように、(理由はあれど)フリアズのくすんだ代名詞を築き上げてしまったのは他な
らない、俺のせいなのだ。詳しくは「プリキュア 作画崩壊」で検索。
同業者に見せる機会も多いわけで、その度に色々言われてしまう。自信をもって「MVを
撮ったんですよ!」と宣伝もできない。俺自身も慚愧の念に堪えなかった。
まぁ、でもアップロードし直したものが実はiTunesとかでは前から流れてて、その結果が
ランキング1位という偉業なんだけどね。リリースして間もなく問題点には気付いたさ。
流石は見切り発車の雄、俺と言ったところ。だからこそ、ADHD系DTMerDT(多動性障害
作曲家童貞)の名を欲しいがままにしているわけだ。余談だが、この名前で呼んでいるのは俺だけだ。
そんな問題を、四年という月日が解決してくれた。「もう、そろそろアップロードし直し
てもいいよね」という頃合いだと判断した為、今回ミュージックビデオを再投稿させても
らった。ちなみに古い方は消したわけではなく、限定公開――つまり、見れない訳ではな
い。ただ、音質が改善された今の方が格好良さは比較にならないし、チャンネルのページ
からはアクセスできないようにしているので悪しからず。
新しいのはコレ。是非、広めてくれよな!
なんせ、公式アーティストマークも付いたのだし、ちゃんとしないとね。
え? あ、はい。
付いたんです。公式マーク。