早見沙織よ。お前が華やかな誕生日を過ごしている裏で、俺はこんなにも大変な日々を送っているぞ。こんなに疲れている誕生日は初めてかもしれない。
昨日はフリアズの撮影ロケで4本ぐらいまとめて撮っていたし、昼も夜もガッツリ食った(その上、夜は居酒屋で酒を飲んでた)というのもあり……朝から何故だかぐったりしていた。
あれなんだ。普段どれだけ肉体労働をやっていても、不慣れな事が続けば疲れるわけですよ。それで昼からは紀元前のピラミッドを作る奴隷のような、令和において到底有り得ない程のスタミナが要求され、毎度の如くたった一日で私のソウルジェムを真っ黒にしてくれるわ、帰ってきてからも会社のアンケートを書かされるわで……一体何だってんだ。今日、俺……誕生日なんだけど?
もう午前2時じゃねーか。踏切に望遠鏡を担いでいく時間じゃねーかよ。
まぁ、そんなわけで。フリアズの方は順調かと思います。フリアズの方は、ね。
1ヶ月ぶりに会ったヒガキシは大幅に増量した結果、メタモルフォーゼして「あれ、大谷翔平かな?」って思うくらいにアゴの輪郭が変わっていたし、体組成計に皆で乗ってみたらピル佐藤の方が俺より重いし。なんだか健康的な意味でも順調なんでしょうね……俺以外は。
では、今日は機材の話だ。バンド用として、新たにマイクとカメラを購入した。


まずはカメラ。Osmo Action3。
選んだ理由だが、バンド用にカメラが欲しくて昔調べた時、テレビ朝日の映像撮影部がコイツをベタ褒めしてる動画を見つけた。で、型落ちして安くなっていたという事もあって、今回購入に踏み切った。
動画撮影が主なので、別にアクションカメラじゃなくても……皆そう思うだろう。そうなんだ。俺もそう思った。だけど、ちょっと待って欲しい。
その場合は色々な候補が出てくるのだが、まず消去法で中華製カメラが弾かれる。そうすると国産の、動画もしっかり撮れてちょっと良いカメラ……みたいな感じになるのだが、値段が高いんだよね。バンド活動にはライブは勿論ロケも含まれていて、様々なシーンでの撮影が想定される。そうなると操作性、防水性、ジンバル、可搬性、充電などの利便性、追加アクセサリの充実など、多様なニーズを満たしてくれるカメラが必要になるだろう。……そう、アクションカメラじゃね、と。カメラの耐久力は高が知れていて、まぁ壊れる事もある。となると高いものも買いたくない。これらの条件を鑑みた時、候補として挙がったんだな。
実際、画質は4Kまで対応(但し超広角になり、狭くすると4Kではなくなる。あと暗い場所での撮影は苦手)という充分な解像度で、熱暴走にも強い……等、優秀な性能だったりするらしい。まぁその辺はYouTubeで調べてみてもらった方がいい。
後はDR-10Lも買った。知る人ぞ知るピンマイクって感じか。
コイツはピンマイク業界でそこそこの知名度を誇る商品で、色々な場所で昔から愛用されているらしい。ロケならピンマイクだし、と思って買ってみた。使い勝手は良い。肝心の音質は……そこそこって所だ。カメラが遠い場合なんかは、確実にこっちの音声を使うだろうが、カメラの音質が良い場合は、別にこれじゃなくても良いという、微妙な音質ではある。(ゲインをハイに設定したが、更に上げても良いのかも?)
多分だが、音声編集(コンプとかリミッターとか)しないとそのままでは使えない……のかも?
まぁ今後、これらを使った動画をYouTubeに上げるので楽しみにしてほしい。音楽動画ではないが、まぁ別サイドというか、こんな人達なんだ~と興味を持ってもらえたら嬉しい。
とりあえず、寝る。
もうね、上の文章。いつもみたいに改行する時間無かったわ。
追記:
DR-10Lで録った音声は、やはりコンプなどが欲しい。コンプやリミッターの知識がある人は問題ないだろうが、素人が手を出すと「なんだこれ音質悪いな!」と勘違いしてしまうかもしれない。
録り音をそのまま使う事も出来るが、どちらかと言うと音声編集を前提に作られた感じがする。編集するから音質は全然良いし、動画編集ソフトに簡易的なコンプが入っているので、俺はそれを使用している。
マイク本体にローカットが付いているのだが、付けてる音の方が俺は好きかも。
現在、DR-10Lの音とカメラの音、両方を混ぜて動画に入れている。