どうも、ロイドです。数年ぶりに風邪を引きました。
風邪を引くと体は動かないけど、脳は存外元気なのでブログを更新します。
さて。以前「14年続けたバイトを辞めるかも」と言っていたが、その後日談だ。
この前面談があったんだけど、新しい店長がこう言った。――みんな居なくなっちゃった
から残ってほしい、と。
まぁ、そんなわけで続ける事になった。
思う所は勿論あるけど。以前はワンオペだったけど今度は二人体制だし、夜勤じゃない。
俺の仕事も減るし、長年のベテランとしてのリスペクトも感じるし、案外続けても良いの
かな……って、そう思っていた。
が、相方がスリランカ人っていうね。
ようは募集を掛けても人が来なさすぎて、外国人スタッフしか居ないという有様だ。
彼らの多くは語学を勉強しに来ているようで、日本での就職も目指しているそうな。日本
にこだわる理由があって、祖国より稼げるとか、治安が良いとか、色々あるらしい。ちな
みにスリランカ人は苗字が三つあるらしく、やたらと長いカタカナで何て呼んだら良いの
か分からないので、どう呼んだら良いのか聞くと良いだろう。
俺は外国人とは色々トラブルを経験しているから警戒していたんだけど、結構良いヤツだ
った。たまに何を言ってるのか分からないが、質問を変えたりすると思いの外会話は通じ
る。俺も日本語は得意じゃない。フィーリングで生きているから、余計に馬が合うのかも
しれない。
現状、ミャンマー、ベトナム、ネパールなど、アジア圏の人達が在籍している。日本なの
に、日本人が殆ど居ないお店となった。……まぁ顔つきは俺も似ているから、違和感はな
いんだけど。
日本人が表舞台から消えていくのは、偏に政策が悪いからではないだろうか。政治を分か
っていない人間が外野から言うけれど、時代というものがある。令和6年ってこうだよね
っていう大衆的な考え方、在り方にマッチしていないのだ。
カスハラを含む労働環境の是正だって、ようやく動き始めたけど、未だに各企業で施行さ
れる状態に至っていない。労働時間だってもっと融通を利かせれば良い。
労働者に対する歩合制の導入や昇給・減給などの合理的な評価もしていただきたい。頑張
っても、結果を出してもその分の報酬を貰えない。だからやる気を出さない人が居るし、
離れていく。ユーチューバーとか裏バイトとか、易い方へと流れていく。
最近は現場のリーダーをやる時もある。境界知能と疑われる人と一緒にやる時もあるけど
やる気や向上心を感じるんだよね。時間と手間さえ少し掛けられれば、その人達だって生
産性は上がると思う。だけど、会社が時間を作らせないし末端の人間の判断を許さない。
つまりね、俺はこう思うわけですよ。
昔から居る凝り固まった人間を全員間引いてしまえばいい、と。これに賛同してくれる中
高年が居る事に、俺は感謝したい。
そういう点では、筋肉少女帯は時代の流れを分かってるんじゃないかな、と。
可愛いキャラクターにポップなフォント。Z世代が親しみやすいアニメ調の動画に仕上げ
てきている。筋少は以前からアニメのタイアップとかやってたけど、徳間ジャパンって
チャレンジ的な作品を出す機会が多い(気がする)。結果が伴わない時もあるけど、大
ダメージを受けるような事はしない。
今の日本の企業にはこういう姿勢が大事なんじゃないかな。
利益優先、目先優先。バカなの?って。
将棋みたいなものじゃんか。数手先を見ないといけないのに。あとは例え将棋の駒だとし
ても、大切にしてやれよ。彼らは人間だ。金を稼ぐための道具だと割り切るのはある意味
才能だと思うよ。でも、そんな人間が慢心して失敗するケースをたくさん見てきた。
悪いものは続かない。暫くは続くが、暫くだ。
選択を間違えるとどこかで大きな失敗に繋がる――というのが、俺の考えだ。
そんなわけで、今の俺はストレスが溜まってシカクフォイだ。
はい、というわけでね。ここからが本題っていうね……。
アメリカのバスケットボール選手ボル・ボルの腕よりも長い前置きとなってしまったが、
アニメの話だ。ジャンプ作品が大好きな俺は、予てからマークしていた。集英社のウェブ
コミック配信サイト「少年ジャンプ+」、松本直也さん原作の怪獣8号だ。
鬼滅の刃以降、世間からのハードルも上がっているジャンプ作品だが、あえて言わせても
らおう。――ハードルを越えてきた、と。
何だかんだ、ジャンプって友情努力勝利じゃん。これが如実に描かれていて、見ていて気
持ちが良い。王道を行く作品だろう。
呪術廻戦でも採用されていたシナリオの定石『中忍選抜試験パターン(と勝手に俺が呼ん
でいる)』が散見される。NARUTOの中忍選抜試験中、大蛇丸という超ヤバイ敵が現れて
全員ピンチに陥るというアレだ。
得体の知れない恐怖と強敵の出現に、読者はワクワクしてしまうという……芥見下々さん
はナルトが好きだからな。松本さんもそうなのだろうか。
逆に言うと、セオリー通りが故に真新しさは感じられないかもしれない。だが、それで良
いのだ。心躍る展開と可愛いヒロイン。共感できる主人公とライバル。ジャンプに求めら
れているものを編集や担当がしっかり理解しているからこそ、ゴーサインを出したのだろ
う。
主人公のカフカは32歳。主人公がオッサンというのは少年ジャンプでは(メインの読者が
オッサンではないので)珍しい。これはつまり我々のようなオッサンにも向けて作られて
いて。確かにシンパシーを感じられる。ターゲット層の対象年齢を上方に修正したような
作品であると言えよう。
細かい事は言うまい。ちゃんとジャンプだった。そう安心できる作品だ。キャッチーだし
ギャグもある。ジャンプ作品にハマったことがある人はきっと楽しめる内容だと思う。
声優も豪華だから、声豚も気に入るだろう。とりあえず四ノ宮キコルが可愛い。
昔本屋で見かけた時「この漫画はウルトラマンの関連作品かな?」と思った。だがアニメ
を一通り見た所、ウルトラマンは一切関係なかったという事を記載しておこう。
最後にサブタイを回収すると、世の中には二種類のオッサンが居る。
頑張るオッサンと頑張らないオッサンだな。
以上!