エセ神主の参戦

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とあるバンドでキーボードをサポートする事になった。俺をよく知る人間からし
たら「嘘だろ?」って話だと思う。
どういう事かと言うと……以前から「キーボード弾いて貰えませんか?」って話
は度々あった。だけど、全部断っていたんだよね。

キーボードが別に好きではないという事。コピーは大変だし、運搬は大変だし、
ぶっちゃけ居なくても良い存在だし……不遇のパートだと常々思っている。
特に、音楽的知識がないのに引き受けてしまえば、相手に迷惑がかかる。責任だ
って生じる。そしたら、相手も自分もイヤな気分になってしまう。
誤解が無いように言えば、キーボードを弾いてるより、漫画を読んだりアニメを
見たりしている方が断然楽しい、という事だ。
だから日頃より「誰かの為にキーボードを弾くのはやめた」と言ってた。

今回は特別に引き受けた節があって。自分でもよく理解していないので、その理
由を整理してみる。箇条書きにしてみると、こんな感じか。

・親交のあるバンドだった事
・時間的な余裕がかなりあった事
・俺でも覚えられる曲だった事
・MIDIを用意して貰えた事
・ジャンルが合っていた事

それから、あとは「魔が差した」と言ってもいい。(仕事が見つからず暇だっ
た)
今、日本のインディーズメタルで一番強いカードがあの人達だ。(ガールズメタル
等、商業的路線を除けば)
結成前から知っていて、間近で見ていて思った。あのメンバーが揃った事がまず
奇跡だと思う。数多居る「売れそうな人達」の中でも別格で、且つ不思議なくら
い全員がバンドに協力的で。(いや、献身的と言った方がいいか)

売れる為に試行錯誤し、SNSを駆使し、重い衣装を運んでは着て演奏し、時には
大金を払い、心身ともにボロボロになっているのではないだろうか……。俺はあ
そこまで真似出来る程の気力を持ち合わせていない。考え付いたとしても、やれ
ない。

あの人達があれだけやって駄目だったら、日本のインディーズメタルはお終い
だ、と。それくらい高く評価しているバンドからのオファーだった。
そんな人達が積み重ねてきたものを、サポートという立場で利用できるという事
はデカイ。……ゲスい話にはなるが。あとは、他にも破格の条件だった。

やりませんか? って言われたら……そりゃあ「えっ、俺でいいんですか!?」
ってなる。でも、俺で良いらしいのよね……。

これはね、俺の中ではラストチャンスなんですよ。
そう、総合的に判断して引き受けました。誰かの為ではなく、自分の為。
だが、やるからには全力で。相手に尊重と敬意を。自分に責任と努力を。
その結果、両者が笑顔になれるといいよね。

しっかし、一日15時間キーボードを弾いたのは高校生以来だぜ……。

まぁ、今後どうなるかは分からん!クビを切られる可能性だってある!
勿論、心と優先はフリーアズバーズでね。俺の家はこっちですから。
お飾りとは言え、俺はフリアズの……バンマスなんだからね!!

バンマスで思い出した。最後にワンナイ(昔のテレビ番組)の
伝説の黒木シリーズを貼って終わります。