いつも思うんだけど、「ポッキーの日」とか「ツインテールの日」って誰が決めたんだろうね。例えばポッキーの日なら、製菓会社の明治が「売上を伸ばしたい。そうだ! ポッキーの日ってことにすれば良い宣伝になってみんな買ってくれるんじゃないか?」っていう結論から、経済的な背景を元に記念日が決定されるなら分かるけど。

ツインテールってだって、どこが儲かる訳でもないし、こじ付けた感じが半端じゃないし……と思う。

さて、今日はね。告知はありません。(爆)
単に時間が余ったから更新しているだけです。あ、そうそうアルバム。新しいの作ってるとも言えるし、まだ全然作ってないとも言える。期待してはいけません。

で、本日はね。仕事中に出た話題について。職場の主婦と休憩時間とかにちょくちょく話すんだけど、そこでの話を書こうと思う。

主婦は完全に音楽は素人なんだけど、オレは「ボーカルやってて、キーボードも弾くんですよ~」みたいな話をしてて、以下引用。

主婦W「この前TVで有名なゲイバーの人がバンドをやりたくて、募集かけたら凄い人がいっぱい来ちゃったんだって。〇〇君はどっかそういうとこで演奏したりしないの?」

オレ「歌ってくれとかキーボード弾いてくれっていう依頼はたまに来ます。だけどキーボードは弾くとイライラしちゃうし、サポートでどっか入るとしても、能力の不足的な面で責任が取れない。金銭を貰ったら申し訳なくなるし、貰わなかったら適当な仕事になりそうで。」

主婦W「歌は?」

オレ「自分のバンドで精一杯でした」

主婦S「えー、勿体無い。」

オレ「確かにwキーボードなんかはお誘い、結構来てたんですけどねw」

主婦S「駄目だよ。弾けるんだったら、色んなとこでサポートでも何でも顔出して、繋がっていかなきゃ駄目だよ」

主婦W「そうだよ。利用できるものは何でも利用するんだよ」

いやー……
抉れる。確かにそうだけどさぁ。「バンドやってない人にそんなこと言われてもなぁ」とも思う。思うけど! でもね、年上の先輩の言うことは何であれ、聞くべきっていうのは大切。
現に正しい。だからその場で肯定してた。その通りだ、と。

バンドって難しいよね。人間関係が絡んでくるのが尚更ね。
なーんか「バンドやってる」って言うと「いいよねー、やりたいことがあって」とか「趣味に打ち込めるのはいいよね」とか思われガチだけど、それはちょっと違う。
確かに趣味であり、やりたいことでもあるけど、個人的には「やらなければいけないこと」であって「仕事」でもあるんだよね。まぁ勿論プロの現場にいないからそう思われてしまうし、「趣味だ」とか「やりたいだけだ」とか、そう見られるのは当然だとは思う。悔しいよね。「悔しいなら何だって利用して為りあがらなきゃ」だよな。こんな文を書いてる暇があったら練習でもコネ作りでもデモを送るでもしろよ、とも思う。

なんだろうね。難しいよね。それが難しいから色んなバンドが消えてくんだろうね。
消えたバンドの人達ってどう思ってんだろう。今まで打ち込んできた努力や経歴、実績はゼロになっちゃうんだよ?
無論、記憶や記録は残るかもしれないけど、積み上げてきたものを全て無かったことにして、「もういいや」って捨ててしまう、諦めてしまうのは……どうなんだろう。かっこ悪いし、「勿体無い」と思う。
そこなんだよね。オレって凄いケチなんだよ。守銭奴だと思ってる。――まぁどれくらいケチかっていうのは今はさておき……だからね、努力でも何でも「形に残らないもの」でさえ、無かったことにしてしまうのは勿体無いと思うんだ。

「バンドやる」って自分で選んだ道だからね。無かったことにはさせたくない。

――YouTubeで耳かきボイスを聞きながらオレは、そう思う。

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