チャーハンの玉子をフワッとさせるには、火を掛けすぎないのがポイント

もす。

前回宣告した通り、今日はコンデンサーマイクのお話です。
「え?コンデンサーマイクって何?」って人は知りません。置いてきます。ハイさようなら

……ん、ま、まぁちょっとだけ、知らないアンタの為にも説明してやるんだから。
んーとね、スンゴイ雑に説明すると、普段スタジオやライブハウスにあるのがダイナミックマイクというマイクで、衝撃に強い種類です。現場用みたいな感じです。
コンデンサーマイクは主にレコーディング用で衝撃や湿気に弱い種類です。お値段も高めです。はい説明終わり!

本題。長年NEUMANNのTLM102を使用してきて、特に不満などなかった。TLM102は2本目に購入したコンデンサーマイクで、最初に買ったのはRODEのNT3というマイク。
恐らく「RODE」と聞いただけで何人かは「あぁ~w」という絶妙な表情をしているのではなかろうか。
初心者でマイクのキャラクタを分かっていなかったという点と、スタジオでRODEのNT1やNT-2Aを使用した経験があった事から、購入に至ったんだけど。
ちなみにこれ、べろんべろんマイクをしゃぶり回していた所、お釈迦になった

――コンデンサーは湿気に弱いじゃん。職場で拾ってきたシリカゲルを箱にブチ込んでマイクを保管してたけど、いかんせんオレの部屋は湿度が異様に高い。
んで度重なるローションプレイも相まって、こいつとは死別してしまったんだよね。
※現在はデシケーターを設置し、コンデンサー等はその中で保管している。デシケーターはオススメです。

TLM102は良いマイクだけど、若干高音にキャラクタがある。良い意味でボーカルを際立たせる細工なんだろうが、ハイトーンでマイク乗り重視の発声をすると耳に付く、聞こえが悪い印象を受ける時がある。無論オレの声質に非が無いとは言い切れないけど。
そこら辺はEQで誤魔化していたのだけど、良いDAWやプラグインを購入して「音」の解像度が上がると(特にアナライザーの功績が大きい)、存外気になってきたんだよね。4年も同じマイク使ってるんだから新しいのを買ってもいいんじゃないか?と。色々な物を取り込んだほうが良いだろうと。エントリークラスとは言え値段はそこそこするが、姓名判断で「金の心配は不要」と書いてあったじゃないかと。それなら湯水の如く使ってやろうじゃないかと。

そこで、買うならキャラクタが無いか、薄いものを探してて。というか随分昔から欲しいマイクが2つあった。オーテクのAT40シリーズとAKGのC214だな。後者は少しキャラクタがある……ぶっちゃけ自分の声を通してみないと分からないが、「キャラクタありのマイクを持っているから、じゃあキャラクタ無しのマイクを購入してみた方が良いのでは?」という点でAT4040を選択した。

買うと、大仰な箱に丁寧に梱包された状態で届く。外箱を引っぺがすとこんな感じ。マイクとサスペンションホルダーと、ポーチ、あとマイクスタンドに装着する時の変換用ネジが同梱されている。あのね、ポーチは恐らく専用の入れ物として使ってください!って事なんだろうけど、
マイクを入れれば良いのかサスペンションを入れれば良いのか、分かんないんだよね。以前もオーテクのイヤホン(だったと思う)を買った時、専用のポーチが付属してきたんだけど……薄い布袋みたいなので、「え?これに入れるの?」って思った事がある。コンドームで言ったら「001」よ?破れますよ?中のチンコが怪我したらどうすんですか!……俺童貞だけど!
まぁ、なんでもかんでもポーチを付けてくるオーテクだが、SHUREのイヤホンを買った時は”頑丈な”ポーチに入ってきた。布製ではなく。ちょっと見習ってほしいと思ったのは内緒。

使用してみて
使ってみて、そうね……まずサウンドハウスとかのレビューで「付属のショックマウントが糞」って書かれてて、その意見に賛同する人達も多い事が唯一心配だったが、杞憂だった。型番が変わってますので、今後買う皆さんは安心してください。ただ逆さ吊りで収録する場合は分からない、マイクが引っこ抜けて落っこちるかもしれない。
でも逆さ吊りって確か、真空管の温度の都合とかで逆さにして録ってるマイクでしょ?AT4040なら逆さにする意味が無いと思うのだが……違うのかな。(見た目がカッコイイから逆さにしたい、というなら何も言わないケド)

こんな感じですね。次に性能、特性ですが。
非常にフラットに録れる」のが売りのマイクですが、付属の説明書の記事と実際に録ってみて、キャラクタは若干あります、実は。他のマイク同様10K辺りがブーストされてます。但し若干です。恐らく最低限の味付け……って感じだろうか。まるで町の慣れ親しんだ大衆食堂の婆さんが作るチャーハン、決して濃い味付けではないが程よい塩気とコショウ、そして固くなり過ぎないタマゴと優しさを感じる甘み。トレイで運んでくる時「味付けが薄かったら自分で足してね」と、テーブル脇にあるトッピングを勧めてくるのだが、いやこれが良いんだと。食べログのレビューを調べて味を分かっていて注文する俺達は、このマイルドな味付けが良いんだと、そう思った。

ある時、ふとその料理屋を訪れてチャーハンを頼んだ時、いつもより味が濃かった。
――婆ちゃん、今日の味付けは少し濃いね。
俺はそんな事を口にした。婆さんは特に何も言わなかった。
気にもせずチャーハンを平らげて会計をしている時、俺は、店主の爺さんが今日は居ない事に気付いた。いつもならこの時間、夕方の下ごしらえを整えている筈だ。厨房にもトイレにも、何処にもその影は無い。80歳過ぎであろう爺さんだったと思う。決して愛想は良くないが鼻につかず、嫌な感じはしない店主だった。皺の刻まれた額に頭巾を被りながら、細い腕で調理をしている姿が印象的で、チャーハンを注文すると「母さん」と妻の老婆に一任する。婆さんは一つ返事をすると、いつものあのチャーハンを拵えるのだ。
数日後、店はシャッターで閉ざされていて、入り口には貼紙が貼られていた。――”長年、ありがとうございました”と。年期を覗わせる達筆で、そう書かれていた。

商店街の食堂 – 了

えっと、

あれ?なんだっけ。何の話だっけ?
《どうしたら合法的に女子校生とセクロス出来るか》……についてだっけ。あっいや、風俗嬢が性病にかかった時それは職業病と呼ぶのか否かについての議論の最中でしたね!失敬

えーと。フラットに録れているという印象も分かるんだけど……フラットって言うと、若干マイナスのイメージを帯びていると思うんですよ。粗が目立つよとか、歌唱力に自信があるなら使いなよとか、ミックスで自分で弄れるならいいんじゃない?とか。
そんな評価があると思うんですけど、使えば分かります。超良いマイクですよ全然。ノイマンが高すぎるんじゃないか?TLM102に限ってもあと5,000円から10,000円くらい安くしてもいいんじゃないか、と思ってしまった。

確かに他と比べると高音の成分とかがナチュラルに聞こえてくるだろうから、ミキシングも殆ど出来ない人がミックスしてオケに突っ込んだら埋もれたり、なんか違うなぁ、なんて思ったりするかもしれません。(むしろそれを何とかするのがミキシングエンジニアの仕事ですからねw)
でもRODEは言わずもがな、TLM102ですら良くも悪くも「声が目立つ」んですね。ハイトーンでギャンギャン出すような人は悪い意味で目立つのかもしれません。AT4040はそんな事ありません。

じゃあ……ね、
ここまで読んでくれた方、しょうもない短編小説を読まされてご立腹の方、それから関係者の方、よく分からずこの文章を飛ばし読みしている方々の為に

9割出来上がりましたの!
フリアズ最新作、Poisonous Wonderland 1。クロスフェードですけどね!発売はまだずっと先だけど……
この後半のボーカルはAT4040で録り直しました。悪い印象を吹き飛ばすレベルだと思うけど。
あっ、前半の声優さんは狛茉璃奈さんです。俺じゃないです。

Kamelotは好きでよく参考にするんだけど、ボーカル交代前も交代後も、歌のミキシングが中々再現できなかった。それはボーカルトラックの8,000Hz以降に大きな違いがあったんだと思う。だいぶ近いでしょ?(まぁ選曲はさておき、大体こんな感じ)
メタルサウンドの中では別にTLM102でもいいんだけど、アコースティックやバラード、そういった楽曲に使うとなんか目立ちすぎる。歌唱法がフラットじゃないので、マイクのキャラクタも強いとなんか歌が妙に目立っちゃうんですね。だから高域がブーストされ過ぎず、ポップスやロック、バンドサウンドからするとちょっと控えめな音作りにしたかったんです。いや~良いですね。

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