思い描く未来と、そのズレ。

俺は決断を迫られているのかもしれない。
いや、「かもしれない」というか、迫られていると断言できる。
フリアズの良い所だと自負しているのだが、ライブ演奏やバンドの音源制作、その他の音源制作、小説(これはまだ未公開)など。
あれやこれやと色々なプロジェクトを並行して進行している。及び、これから始めようと思っている。

最初に言っておくと、今回はぶっちゃけ何の告知も無いし、面白いハナシも一切無い。期待していた方には申し訳ないが、今回は『いつか言い訳をする時の為の備忘録』のようなモノだ。
話を戻すと、そう言った複数のプロジェクトを走らせる上で、二つの大きな問題が浮上していた。言ってしまうと制作の進行と、ライブのクオリティだ。

まず後者から述べると、ウチは目下キーボードとボーカルを兼任しているのだが、歌唱力に重きを置いてボーカルをピンにすると、キーボードが無くなってハモリやキーボードの良さが消失する。同時に、バンドとしての個性が失われる。そして、ギタリストの負担が増え、演奏の練度が下がる。(現在、ギタリストは多忙の身)
逆にキーボードとボーカルを兼任にすると、上手く歌えず、アーティストとして必要な歌唱力が最低以下に落ちる。あくまで俺の主観だが。
そして、歌う(もしくは弾く)楽しさが減少する。荷量が増える為、物販の量も制約が出来る。……楽しさはまぁいい。有名になれるなら、割り切ってもいいとさえ思える。
それから、仲の良いメンバーでやりたいという感情の割合も大きい。

キーボードを弾きながら俺が上手く歌えればまた話は変わってくるのだろうが、二年間兼任を試してみて、そして3月10日のライブで分かった。――俺は二つ以上の事は同時にできねえ、と。
「努力が足りないから」とも言える。が、これ以上の努力をするならば、その時間を別に費やした方が有意義だと思う。目下、企んでいる事は多いし。
ブラインドガーディアンやソナタ。兼任していたメンバーがボーカルに専任する例は少なくない。そもそも、歌いながら弾く事が想像以上にカンタンであれば、世界にはもっと『売れている』ギタボやベースボーカルが蔓延り、逆にピンボーカルは減少していると、勝手ながら思う。まぁ、それは置いておく。

んで、前者は主に制作の遅延だ。良い物を作るためにディスカッションして、トライアンドエラーを繰り返し、時間を掛けるのは当たり前だ。それは問題無い。
その結果生じる遅延ではなく、問題は「皆が皆、俺のように時間があるのではない」という事。人が集まれば、集まった分だけタイムロスする可能性と結果が出てくる。
それは仕方の無い事だ。

これらの問題(特にライブ演奏に関して)があった。ここでは書けない問題点もあるから、全容を把握する事は俺ないし身内以外の人間にとっては難しいだろうが、幾つかの問題が絡み合っていて、詰まるところ一個を除去してキレイに片付くものではなかった。だから絡まった状態で観察し、暫く俯瞰していたのだが。
――あれ、と。盤上から一つのピースを抜き出すと、全てが同時に解決する……気がしてならない。いや、解決する事に気づいた。いや、多分以前から気付いていたけど、見て見ぬフリをしていたのだと思う。
(俺の脳内ビジョンでは『絡まった太めの白い糸があって、一箇所を摘み出すと、絡まっていた部分が根こそぎ取れる』イメージ。どうでもいい)

さて、決断するのは俺だ。俺にとって大切な事は何なのか。何が重要なのか。ではその為に、どうした方が良いのか。
感情もあるが、感情を除けばベストの方法は、ある。毎度言っている事だが、俺は一応の代表としてFABにとっての最善を選択しなければならないと常々思っている。

一つのピースを抜き出すと言ったが、他にも方法はある。逆にピースを一個足す方法だ。これは主に「カネ」である。カネに余裕が出来れば、時間が生まれる。
だが、そこまでしても、変わらない可能性はある……。

うん、いや。割り切ろう。何の為、誰の為に戦うのか。その結果失うものがあっても、ゼロにはならない。またリスタートすればいい。
そして、上手いやり方はある。俺は結構信仰心が強い。神はこの世に居ないかもしれないが、居ないとは言い切れない。無形だとしても祈る対象があるのならば、神はそこに存在して居る。そして、今回は神ではなく自分を信じる。信じる力は強さになると信じて。(何か、アニメっぽい台詞だな)

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