どうも、ロイドです。
新アルバム、AssortedPlusが届きました。ディスクユニオンには掛け合っている最中です
が、5月5日以降流通予定です。
前回の担当さんがもしかしたら退職したのかもしれない。連絡が来ないんだよね。
まぁ、それはさておき。
届いたアルバムをPCのドライブに突っ込んでみたんだけど、想定外の事が起きた。
読み込むと、獣の唸り声みたいな音がするんだよね。グオオン、グオオン……っていう。
パソコンに乗っけている任天堂スイッチが釈迦になるんじゃないかってくらいの振動なの
だが……他作品を再生してみた所、異常はない。なのでたまたま不良なのか、ロットの問
題か……という所ではある。一応再生できるのだが、小一時間ほど放置したらドライブを
破損させるかもしれない。
どうしよう、購入した人々の愛機を次々と破壊していったら。そうなってしまうと、もは
や新種のトロイの木馬でしかない。
多くのミュージシャンがそうしているように、台湾のプレスメーカーに依頼したし、前回
依頼した時は問題なかった。だから俺自身、選択ミスは無かったと思いたい。
ただ、円盤が曲がってしまったりするとこうなるらしいのだが……分からん。現状では原
因が台湾人のせいなのか、配達してきた黒い猫のせいなのかは知る由もないからな。
さて、本題だ。DDPデータなるものがあるのをご存じだろうか。
CDをプレスする時にはジャケットや印刷のデータ、あとは楽曲のデータを送るのだが、
その時幾つかの方法がある。
一般的にはマスターディスクを業者に送って、ウェブか何かで印刷のデータも入稿すると
いう形だ。他の方法として、マスターの代わりにDDPデータというものをウェブで送る方
法がある。
これはどういうものかと言うと、曲名、アルバム名、トラックの並び順、ギャップ(曲間
の長さ。トラックが切り替わる時の秒数)等の情報をデータ化したものだ。ようは、マス
ターディスクという即物的な媒体を、DDPというデータファイルに置き換えている、と言
えば分かるだろうか。
わざわざマスターを焼いて郵送するという手間を省き、データファイル化してネットで送
信する方が俺は楽だと感じたし、興味があったので今回試したわけだ。なんと普段使って
いるDAWで出来ちゃったんだよね。
![](https://www.freeasbirds.biz/wp-content/uploads/2024/04/DDPやったら-1024x472.jpg)
結果は画像のようにしっかりデータが反映されている。ジャケット画像のデータがちゃん
と読み込まれているあたり、出来ている。そう信じたい。
最後に。
アルバムを改めて聞いてみたんだけど。やっぱカッケェな、今作。
まず、最も大衆的な音楽ジャンルってポップスだと思う。定義は諸説あるけど、人気=ポ
ピュラー=ポップという意味もあるだろうし。
そんなポピュラー音楽に傾向する事で、多くの人に訴求できると思ったからこそ、今作は
アソーテッドとなった。ロックメタルファンも聞けるし、多分そういうのを聞かない人達
も楽しめるように努力はしたんだよね。
だけど、一方でメタルが好きだって人も居る。デスメタルが好きだって人も居る。レゲエ
が好きな人も居る。趣味嗜好ってのは様々だ。
だけど、フリアズはロック・メタルだ。出来る事には限りはあるだろう。じゃあ、どうし
たら良いんだろうか。それが長年疑問だったが、一つの解に辿り着いた。
恐らく自分達が納得できる作品に仕上がっていれば、良いんじゃないかなって。何故なら
十周年で、技術も耳も鍛えられ、積み上げられた研鑚の下、確かな品質のものが出来上が
っているから。それに、音楽って地続きになっていると俺は思うんだよね。ジャンルで分
け隔てられているけど、根本は同じ『音楽』だ。
ワンピースが好きな人が居る。ワンピースは読まないって人も居る。メイドインアビスが
好きな人、苦手な人……等々。二つは同じ漫画であり、ジャンルは違えど両作品を読む人
も居る。例えるならそういう事だ。
尾田栄一郎の絵じゃあ抜けねェヤツは買ってみてくれ。
俺達は集英社じゃない、竹書房だ。
一応言っておくけど、集英社も大好きだ。ヒロアカ、ワンパンマン、怪物事変とか。
(ワンピースも新しい情報は追っている)